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2024年11月18日の大崎裕史の今日の一杯

東京都港区高輪ゲートウェイ

ラーメンコース(4400円)

※コース内容は写真のラーメン以外に前菜2種類、皿わんたん、デザートが出る。
2024年8月17日オープン。
フレンチダイニング「Restaurant Karyon(レストラン カリヨン)」のスタッフでラーメン大好きな方が、土曜昼のみラーメンを提供。間借りというのか、二毛作なのか、その中間。和食歴30年だそうで、その人の「X」投稿を見ると連日ラーメンを食べており、ラーメンが好きなんだなぁというのが伝わってくる。
これまでの間借りラーメンは、異業種の店を借りて違和感ある空間でワンオペ営業、というのが多かったが今回は違う。異業種という点は同じだが、レストランのスタッフも手伝っており、しかも高級感のあるラーメンを出しているのでレストランの空間に絶妙にマッチ。
テーブル席中心だが、一人でも相席無し。だから、ラーメンは好きなのにラーメン店に一人で行きにくい、という女性などには願ってもない環境。開店前は並ぶが13時頃なら並ばずに入れそう。(今のうちだけかも?)
開店時から知ってはいたが、そのうち行こうと思っていたらあっという間に3カ月経過。そしてグルメ仲間から「ラーメンコースがあるので食べに行きませんか?」というお誘い。渡りに船、とばかりに行ってきた。
4人の予約に声をかけていただき、12時に行ってみると開店待ちが8人、予約無しの人達が並んでいた。週一営業だからか、人気のようだ。我々は予約なので並ばずに開店したら個室へ案内。
毎週土曜の2時間程度の営業。そして1日一組だけは予約を受け、その組はラーメンコースになるというもの。
他の主なメニューは、特製塩らぁ麺(中太手もみ柚子麺)1650円、塩わんたん麺1980円、特製煮干し醤油(限定8食、細麺)1650円、秋の鴨つけ麺(限定5食、手もみ柚子麺)2200円、コース(前菜2種、皿わんたん、らぁ麺、デザート)4400円、他。
前菜やわんたんがおいしいのは料理人なので当然として、ラーメンがまた実においしい。あとで知った情報だが、前菜はレストランのスーシェフが担当。ラーメンはミシュランにも掲載された「there is ramen」(荻窪)で短期間修業。スープは地鶏、煮干し、干し椎茸、昆布、野菜などから取ったスープにシジミ出汁を加え、カエシを使わず、塩のみで味の調整をしたもの。具は別盛りでこの具がそれぞれおいしい。味玉はトリュフ香る醤油スープに入っており、食べた瞬間に「ラーメン店で食べてるモノと違う」と感じ、調べてみたら平飼いの名古屋コーチンだとか。(高そう)
麺ははしづめ製麺。いろんな個性的麺を作っているところ。
煮干しラーメンやつけ麺も食べてみたくて早速帰りに次の予約をしてきた。このお店、どう考えても予約困難店になりそう。週に一組だから。(コース以外なら並べば食べられる。この日の先頭は1時間前から並んだそう。)
いろいろと感動、そして満足感と充実感。帰りにすぐにリピート(予約)したのも珍しい。超オススメだけど、週一営業で予約は一組とは、ハードルが高すぎる。

お店データ

らぁ麺かりよん(仮)

らぁ麺かりよん(仮)

東京都港区高輪2-15-21(高輪ゲートウェイ)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。