一般客が行けるようになったのが2025年4月13日なのでその日がオープン日になっているが看板や暖簾がまだできていないので正式オープンではないような。そんな中、私も行ってきた。
和歌山ラーメン「麺屋あがら」(戸田公園)の二号店。一号店が豚骨醤油(白濁)の“井出系”だが、店主が好きなのは「うらしま」やそこの出身である「しま彰」(共に紀の川市)であり、そこをリスペクトしている。
一方、二号店のこちらは醤油豚骨の“車庫前系”だ。こちらは清湯。地元では和歌山ラーメンブームが来る以前、そういう呼び方では存在してなく(和歌山ラ−メンという呼び方すらしていなかった)「井出商店」がTV番組で日本一になり、新横浜ラーメン博物館に出店する際、当時のラーメン評論家・武内伸さんが名付けて広まっていった、と記憶している。25年以上前の話だが、和歌山ラーメンを始めとするご当地ラーメンが全国的に広まっていったのを目の当たりにした。
そして店名だが「麺屋あがら」の“あがら”は“私達”という意味の和歌山の方言。そして二号店は、車庫前型に多い“○なんとか”(元祖は「丸高」、他に「丸宮」「丸三」「丸京」などがある)という店名を参考にして「あがら」の“あ”を○で囲んだ「まるあ中華そば」が店名。単純に一号店と同様の味で二号店を出すというのではなく、二種類の和歌山ラーメンのもう片方を二号店で出すというのが個人的には好き。逆に和歌山愛も感じられる。
主なメニューは、中華そば930円、チャーシューメン1230円、車庫前盛り1280円,各種トッピング、など。
平日の12時着で外待ち3番目。食べ終わるまで常時数人待ちができる人気だった。テーブル(カウンター)には1個100円のゆで卵が置いてあり、待ってる間に食べて後会計という和歌山スタイルを踏襲している。店内禁煙だが、玉子の殻入れに灰皿を使うところも和歌山らしい。
中華そばが到着。車庫前系はあっさりしょうゆのイメージだったが、こちらはかなり濃い。清湯だがベースの豚骨スープもがっちり効いている。しかもそこに醤油も濃いめに合わせているのでかなりパンチがある。麺は三河屋製麺製の細麺であえて柔らかめに茹でており、地元・和歌山風に近づけている。柔らかく濃いめに味付けされたバラチャーシューがおいしい。花模様のカマボコも和歌山らしい。刻み青ネギやメンマも入っている。「麺屋あがら」が作った車庫前系という表現がピッタリくるような濃厚醤油豚骨ラーメン。
そして貼り紙で5食限定で発売していた物も気になり、連食してみた。これは貼り紙には詳しく書いていないが和歌山の人気店「かわせ」インスパイア。特徴は中太麺を生茹でか?と思うような固さで提供。しかも麺量200gくらいありそうなボリューム。ベースのスープは同じだと思うがタレ(醤油)が多めで濃いめ。チャーシューの代わりにバラ肉(三枚肉)がたっぷり。そして青ネギ。かなり個性的なので「かわせ」で食べたことがある人か、通常メニューを何度も食べたことがある人が目先を変えて食べるくらいでしかオススメしない。地元でも変わり種店として知られているが、なかなかの曲者である(笑)。
















