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2017年12月28日の大崎裕史の今日の一杯

福岡県福岡市博多区福岡空港

豚骨ラーメン

帰省したり旅行に行ったりする人もいるかと思うので福岡空港内のラーメン施設情報。11月21日にオープン(凪のみ28日)。コンセプトは「知る人ぞ知るラーメン店が福岡空港に着陸し、ここで有名になった店舗がまた全国に飛び立って欲しい」とのこと。でも、ほとんど全国レベルの有名店ばかり。羅列すると「つじ田」(東京)、「一幸舎」(福岡)、「凪」(山形)、「まんかい」(大阪)、「弟子屈」(北海道)、「海鳴」(福岡)、「五行」(東京)、「満月」(山形)、「玉龍」(福岡)。「五行」と「満月」のみ1年間の期間限定。
営業時間が10時からというのが嬉しい。もちろん中休みも定休日もない。夜は21時ラストオーダー。空港利用者にとっては申し分ない営業時間と言えよう。席数も各店、そこそこあるのでそんなに待たずに入店できそう。
私が行った12月上旬(2週間ちょっと経過)でも、どの店も店主や店長クラスがいる力の入れよう。「つじ田」の厨房を見るとデカイ寸胴が何個も置いてある。路面店よりもすごいんじゃないかと思うほど。「凪」は大宮店で実施している「空飛ぶラーメン」を活用。ここに出店するために大宮店で試したんじゃないかと思うほど、コンセプトに一致している。ほとんどの店が「本店の味」をほとんどそのまま持ち込んでいる。ただし、今回写真でも使った「一幸舎」のみ味を変えている。というよりも店名も少し変更。「一幸舎HAKATA OLD STYLE」として、昔風の博多ラーメンを提供。ややライトな豚骨ラーメンである。おそらく店舗用の濃厚スープを作ろうとすると豚骨臭の問題が出るからではないかと予想。「海鳴」では、ここ限定メニューとして「ラーメン辛子明太子」を導入。トッピングではなく、「スープが辛子明太子」という意欲作。個人的に辛子明太子がそんなに得意じゃないので頼めなかった。
それとあまり知られてないのが「玉龍」。こちらは22年間、福岡空港で営業してきた「とんこつラーメン屋台」が味も屋号もリニューアルした店。いわゆる既得権とでもいいましょうか。
この施設は空港に入場する前の施設なので「ラーメンを食べるためだけ」に施設に来ることも可能。福岡空港は市内繁華街から近く、しかもこの施設自体も駅からすぐなので便利。ただし、これで福岡市博多区だけで3つ目の集合施設。(キャナルシティ、博多めん街道)選択肢が多すぎるのも悩ましいか?

お店データ

博多一幸舎 福岡空港国内ターミナル店

博多一幸舎 福岡空港国内ターミナル店

福岡県福岡市博多区下臼井782-1 福岡空港国内線ターミナルビル3階「ラーメン滑走路」内(福岡空港)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。