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2021年11月5日の大崎裕史の今日の一杯

東京都昭島市中神

魚介中華そば

久しぶりの多摩地区なので頑張って3連食しようと選んだ一軒目がこちら。10時から営業開始だったのが選定理由。それ以外は、「昭島から移転した店で85点台の高評価」くらいしか知らず、あまり調べずに行ってしまった。

10時少し過ぎだったがほぼ満席で少し待ったほど。食べ終えた11時近くになるとむしろ少し空いてきたが、この立地で10時台のニーズがあったとは驚き。

主なメニューは魚介中華そば750円、鶏塩そば750円、つけそば850円(醤油・塩・辛辛)、油そば850円とそれぞれの特製やチャーシューのせなど。もっとよく見ると書いてあるのだが、そこまでは見ずに出てくるのを待った。

そして魚介中華そば登場!
あれ?永福町大勝軒系?見るからにそんなビジュアル。でも750円だったし、、、、と思いながら食べ始める。煮干しが効いた熱々スープでおいしい。十分、永福町系と言っても通用するんじゃないか、と思うほど。

熱々なのと量が多いので行儀が悪いのを承知でメニューを見直してみる。後半にこう書いてあった。『当店の麺は300gでとても多くなっております』
小盛もあったがそこには『女性・お子様におすすめ』と書いてあり、最初に見てもちょっと頼みにくかったかも。

基本、「黙食」を貫いているが食後、マスクをして帰り際、「大勝軒で働いていたこともあるんですか?」と聞いてしまったほど。答えはノーで高田馬場の「博多ラーメン でぶちゃん」で修業したとか。味はまったく違う。とてもおいしかったが当初の予定の三連食は諦めた(笑)。(2軒目は行った)

経歴を調べると2010年に立川で創業、2014年に新宿御苑へ移転、2017年からは昭島へ。そして2021年7月に中神へ移転してオープン。私自身はどこにも行っておらず、初訪問。

ZATSUさんのブログによると『「独歩」を立ち上げたご主人は、数年前に事故によって厨房に立てなくなってしまい、同所でジンギスカン料理屋をやっていたご両親が代わりに営業を続けられていましたが、この移転を機にご主人の弟さんが新たに店主となってスタート』だそうだ。

ラーメンもおいしかったし、接客がスゴくよく、元気を貰える感じなのがとても好印象。近くだったらリピートして全メニュー制覇したくなるほど。お兄さんはしばらくリハビリが必要なようで現店主の弟さんが仕切っている。2021年7月の読売新聞にはそんな思いも書かれてあり、応援したくなる。

お店データ

麺や独歩 昭島本店

麺や独歩 昭島本店

東京都昭島市中神町1157-55(中神)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。