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2021年11月6日の山本剛志の今日の一杯

東京都渋谷区恵比寿

「マーリー麺(ハーフ)」(700円)

恵比寿駅西口から少し歩いた所にあった「BAR 小山酒店」が、2021年5月に内装はそのままにランチ営業をリニューアルした模様。
「マーリー麺」という聞きなれない言葉は、店名の前についた「麻婆咖哩麺」で説明されている。つまり「麻婆豆腐」の「マー」と「咖哩」の「リー」が由来。汁なし担々麺が人気の「タンタンタイガー」店主が考案のレシピという情報もあって期待も高まる。普通サイズだと麺が200gあるとの情報だったので、ハーフサイズで注文。
 ラーメン丼ではなく平丼で提供。麻婆カレーは、麻婆豆腐にスパイスカレーの要素がプラスされ、豆腐もしっかりした食感。舌を刺すような激辛ではないが、豊富な種類のスパイスが使われていて、食べているうちに体から温まる辛味が胃の奥から感じられる。そこに加わる極太の平打ち麺は、茹でた後にフライパンで温められ、麻婆カレーに絡められている。全粒粉を入れた様な茶褐色の色合いで、モチモチの茹で加減がクセになる。大粒のナッツとパクチーが加えられていて、食感や香りのアクセントが更に楽しい。
 別売の「ターメリックライス」は是非ともつけておきたい。今回は小サイズにして、麺を引き上げた後に残る、麻婆カレーの平丼の中に入れてかき混ぜました。ターメリックの香りが麻婆のまろやかさとカレーのスパイスにも絡まって、麺とは異なる魅力を堪能できます。
 会計後にいただいたステッカーには、レゲエミュージシャンの「ボブ・マーリー」の似顔絵。メニューにも彼が描き込まれている。彼との共通点は分からないが、この一杯には力強い辛さと深味ある味、そして爽快な食後感が互いに絡み合っている。

お店データ

麻婆咖喱麺 マーリー軒

麻婆咖喱麺 マーリー軒

東京都渋谷区東3-25-3 ライオンズプラザ恵比寿 1F(恵比寿)

このお店の他の一杯

    山本剛志
    山本剛志

    ラーメン王。ラーメン評論家。1969年東京都生まれ、千葉県出身、東京都江戸川区在住。2000年放送の「TVチャンピオンラーメン王選手権」で優勝。20年間で全国47都道府県の約10000軒、約15000杯を食破。現在も年に500杯前後のラーメンを食べている。「アメーバトップブロガーとして「ラーメン評論家 山本剛志のら~マニア共和国」を毎日更新中」。KADOKAWA「ラーメンwalker」百麺人。他、各所で活動中。