なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2015年10月8日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区水道橋

すみれの味噌ラーメン

ラーメン情報の収集と発信を本業にしているのに、多忙のためにそれを怠ってしまうと言う本末転倒ぶり。純すみ系(純連、すみれ出身またはそれ系統の味)が大好きで追っかけ的に食べている。ところが、都内にその「純すみ系の新店」ができたというのに開店3日目にして知り、4日目にようやく行ってきた。こちらは「すみれ」監修で開店3日目までは「すみれ」社長の村中さんも居たというから、この1日の差は個人的に非常に大きい。
店の作りが変わっていて、手前にカウンターが4席。奥にもカウンター席があるが3席は厨房に背を向けている。私は後ろの人を二人先に座ってもらい、厨房が見える席が空くまで待った。これは重要。そもそも「純すみ系」で厨房が見えるのは珍しいのだが、こちらでは見えてしまうのだ。なのでスープの過程がよくわかった。あのあたりが「すみれ」とは違うようだ、と。麺はすみれ御用達の森住製麺。出身店ですらなかなか使うことができない麺だが、監修となればもちろんこの麺は必須だ。
こちらの店長が数ヶ月すみれで修業させてもらってからオープンさせたという力の入り方。そんなこともあり、十分「すみれ」の味であった。ただこの日は女性スタッフが3人、男性が一人だったのでなんとなく「純すみ系」とは想像できない布陣。地方の店に来た感じだった。椅子が小さく居心地は余りよくない。また学生が多い地域でもあるが基本の味噌ラーメンが890円というのがどう出るか?

お店データ

札幌らーめん 品川甚作本店

札幌らーめん 品川甚作本店

東京都千代田区三崎町2-21-10(水道橋)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。