一風堂出身で河原さん(創業者で現会長)が認めているのは「麺の坊 砦」の中坪さんと「ソラノイロ」の宮崎さん。豚骨ベースの店で10年以上働いて独立後、中坪さんは同じ豚骨で勝負に出、宮崎さんは「あえての非豚骨」。対照的だが性格がよく出ている感じがする。
中坪さんは「あえてDNAを受け継ぎ」、豚骨を選んだんじゃないかと思う。
宮崎さんは「しばらくは豚骨をあえて封印」したように思える。きっと4軒目か5軒目あたりで豚骨専門店を出すに違いない。
そして中坪さんは富山の出身だし、醤油ラーメンには格別の思いがあると思う。そんな中坪さんの「砦」も早いもので満14年。それを記念して『「15年目の醤油」らぁめん』850円(写真は海老ワンタン入り1100円)を発売中。(一ヶ月くらいは発売するようです)
過去に何度か非豚骨のラーメンを出したことがあり、それはそれはおいしいラーメンであった。「俺だって豚骨じゃないラーメンを作れる!」という強い意志すら感じるラーメンであった。
そして「15年目の醤油」らぁめん。河原さんから「10年で1人前、20年で本物!」と言われている中坪さん。一人前と本物の折り返し地点。「 」の使い方も含めて、気合いの入り方が違う一杯。
豚骨、鶏ガラを弱火でじっくり炊き、魚介の旨味を合わせたスープは清湯だが旨味が溢れる強さを持っている。タレは4種類の醤油を使用しているとか。トッピングは豚バラロールチャーシューと穂先メンマ、九条ネギ、海苔。麺は全粒粉入りの細平麺。
「砦は醤油ラーメンもうまい!」そう思わせる仕上がり。故郷・富山へ出店する際は豚骨で行くんだろうか?醤油文化だから醤油でいくのだろうか?中坪さんは悩ましいと思うが食べる側は気楽に富山出店を待ち望んでいたい。


















