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2017年4月5日の大崎裕史の今日の一杯

東京都品川区五反田

燃麺(重慶式)

セルリアンタワー(渋谷)のメインダイニング「スーツァンレストラン陳」の総料理長・菰田シェフが新たにプロデュースした火鍋専門店。夜の火鍋食事会の様子が続々SNSに上がってくる。私が行けるのはちょっと先になりそうなのでその前にランチに行ってみた。ランチは基本的に麺料理が中心なので「ラーメン」を生業にする私としては行かねばならないのだ。

菰田さんはこちらではシェフとしてだけではなく、栄養薬膳師の資格を持つ「火鍋伝道師」として厨房内だけではなく、客席にも頻繁に顔を出している。たまに運び屋さんもやっていた。(店内だけではなく、渋谷とこちらと築地を忙しく動き回っているらしい。)

主な麺メニューは
燃麺(ピリ辛和えそば)「成都式」or「重慶式」900円
(辛さは通常、中辛+50円、激辛+100円)
肉骨茶湯麺(バクテースープそば)1000円
火鍋湯麺(火鍋スープそば)950円
(辛さは通常、中辛+50円、激辛+100円)

菰田シェフの系譜をたどると日本に「担々麺」を普及させた陳建民さんに行き着く。「汁なし担々麺」は陳建民さんが普及させた担々麺に対抗して「本場の担々麺は汁が無い」というのをウリにして広まった感がある。そんなことも関係しているのか、メインメニューはスタイルこそ「汁なし担々麺」だが名称は「燃麺」。「成都式」(あっさり)と「重慶式」(濃厚系)の二種類が用意されている。

重慶式燃麺と水餃子を注文。バクテースープは特別に出していただいたもの。(謝)

今回の出店にあたって陳建民さんの故郷を始め、いろいろ回ってきて研究してきたらしい。今、日本で増えている「汁なし担々麺」とは違った趣である。麺は薄めのピロピロ平麺。いろいろな薬味がのっているのでよく混ぜながら食べる。結構麺が絡んでしまうので工夫して食べよう。

辛さ普通で頼んだので程良い辛味。辛い物好きなら中辛・激辛でもいいだろう。

ランチで来たらますます夜も来ていろいろ食べてみたいと思った。
それにしてもオープン一週間なのに64席がほぼいっぱいで待ちが出来るのだから恐るべし!開店景気もあるだろうけど間違いなく人気店になるであろう。

お店データ

ファイヤーホール4000

ファイヤーホール4000

東京都品川区東五反田1-25-19(五反田)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。