2019年4月10日オープン。芦ノ牧温泉駅にある御三家食堂「牛乳屋食堂」「うえんで食堂」「ばんげや食堂」の一つ「うえんで食堂」(1972年2月創業)の支店で創業者の孫(三代目)が出店。ちなみに千葉県旭市の会津ラーメン「白虎」の店主も「うえんで食堂」の兄弟。店名は元々の地名「上ノ台」がなまったもの。「うえのだい」→「うえんだい」→「うえんで」
お孫さんは東京でITコンサルタントをやっていたが祖父母が高齢で店を継ぐために戻ってきた。しかし、まだ二代目の父が頑張れるので自分の店を持ったようだ。最初のうちは「うえんで食堂」の味を受け継いでいたようだが次第に「自分らしさ」を取り入れ、どんどん変わっていき、「ラーメンWalker福島2021」新店部門2位にランクインするなど話題になっていた。個人的に「普通」の支店にはあまり行かないのだが、本店と違うことをやり始め、しかも評価されているので珍しく足を運び、朝ラーで2杯食べてきた。
営業時間は9:00~15:00で本店と同じ。私が着いた平日9時半で10人のお客様が食べていた。
まずは「醤油らぁ麺」700円を注文。普通麺(中太ちぢれ)、手打麺(極太ちぢれ)、ストレート麵から選択できるが初訪なので「普通麺」で。
今年の2月に商品名を「中華そば」から「醤油らぁ麺」に変えたようで、その理由は、「徹底して醤油にこだわったらぁ麺だから。その一点。国内の厳選した醤油六種類をブレンドして仕上げました。」とのこと。もはや1972年創業の本店とは「別な店」だ。
ところで、住所は西栄町なのにどうして山鹿店なのだろう?というのを調べるのに1時間はかかった。しかもそれが正解かどうかもわからない。聞けばいいのに(笑)。すぐ近くに会津で一番大きい竹田総合病院などがある「山鹿町」があるが、隣町の住所を取ったとも思いにくい。調べるとその「山鹿」は「山鹿素行」から来ており、「山鹿素行は、儒学、国学、神道、兵学の奥義を極め、特に兵学においては山鹿流の一派をなすに至り、赤穂四十七士の生みの親ともなったことであまりにも有名である。」(知らなかった)そのあたりなのかな?
さて、ようやく味について触れるが、ここまで「無化調」を感じさせるラーメンは久しぶり。無化調であることは食べ終えて、後で確認したこと。アメリカ製の浄水器を使っていたり、醤油は6種類のブレンドだったり、BGMはビートルズだったり(若いのに)、いろいろと素晴らしい。ラーメン好きが会津若松に来たら、必須店の一軒になるだろう。
そんなお店なので一杯で帰るのはもったいない。ということで会津山塩らぁ麺 並を極太麺(850円)で追加注文。
この麺が見事に極太。喜多方の「食堂なまえ」よりも太いか?首都圏だと「MENクライ」ぐらい。スープはかなりクリアでこちらも無化調らしく、シンプルストレートな味わい。こだわりがひしひしと感じられる。
厨房は奥にあり、ホールはスタッフ中心で店主はなかなか出てこないので聞きたいことが聞けるかどうか、微妙だったが片付けで出てきたときに質問。いくつも聞きたいことがあるがまとめて一つにして「極太麺も曽我製麺ですか?」という質問にしてみた。普通麺が曽我製麺っぽく、極太麺が小西製麺風だったからだ。答えは「小西製麺を使ったこともあるが今は曽我製麺にしています」とのこと。曽我製麺でもあんな極太麺を扱っているのか。
聞き足りないこともあったが、会計時に出てきてくれた。「大崎さんですよね?」と。これはチャンス。「確か、西早稲田の「やまぐち」さん監修の「麦の香」も使ってましたよね?」と聞くと、「えぇ、ストレート麵で使っています。」あら、じゃぁ、また来なきゃ。そもそも本店にはない味噌らぁ麺もあるし。頑張って3杯目を味噌のストレート麵で食べるべきだったか。。。
ここは、どんどん変化していきそうなので動向に注目だ。ちなみに7月には喜多方に3号店を出すらしい。若松の店が喜多方に出すのはチェーン店以外だと初めてではなかろうか?(同様に喜多方から若松も無かったような・・・)
それもまた楽しみである。
















