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2021年3月12日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中野区高円寺

ラーメン

都内に久々の本格博多ラーメン登場!
もともと、なかなかの博多ラーメンを提供していたが外出自粛期間に福岡の人気豚骨ラーメン店「駒や」に飛込修業をしてきたらしい。ツテもなく、まさに電話して嘆願。その流れでの3月3日リニュアルオープン。
豚骨スメル大王「きら星」(武蔵境)店主の星野さんはインスタでこのように書いている。
『ドアを開けた瞬間、立ち込める熟成臭に悶絶!
こ、これは臭い!
自店を棚に上げて言わせて貰うなら、過去3回の訪問とは明らかにレベルが違い、小動物程度なら瞬殺できそうな極悪スメル…
もちろん、「駒や」譲りのシャバシャバのクサウマ豚骨ラーメンに大満足でした。
食ってみな 飛ぶぞ!』
最近、「きら星」の豚骨臭も相当なもので、食べに行った渡辺樹庵さん(渡なべ店主)もそのニオイにビックリしたほど。星野さんは自店の厨房に立ちながら昨年350杯くらいのラーメンを食べ歩いている。しかもその大半が豚骨ラーメンで九州にも通っているほど。そんな豚骨オタクの店主が『食ってみな 飛ぶぞ!』と言ってるくらいなのである。
その投稿を見た「よしもと所属 ラーメン大好き芸人 北川めんまさん」もちょうど来ていて、東京ラーメンショー以来のご挨拶。
私はと言えば、私をその「駒や」に連れて行ってくれた人が「大崎さんが感動した「駒や」で修業した人が高円寺で豚骨ラーメンを出しています」という情報を送ってくれたのだった。
間借り風というか屋台的な店で、事前に「気が付かずに通り過ぎてしまった」という投稿を読んでいて、そんなに気づきにくい外観なのか?と注意しながら歩いていたのだが、それでも通り過ぎてしまったほどの殺風景な手作り感のあるお店。
しかし厨房に目をやるとわかる人にはわかる。麺茹では釜。寸胴は店の雰囲気に似合わないくらいに大きい。そして何より、本気の豚骨スメル。博多から取り寄せている麺は一人前ずつ茹で、平ザルであげる。二人組が来ても、である。新店として扱えるなら豚骨部門上位入賞は間違いなさそう。
まだ営業時間に揺れがあるようなので、足を運ぶ際はTwitterなどを確認してからが望ましい。

お店データ

中洲屋台 長浜ラーメン 初代 健太

中洲屋台 長浜ラーメン 初代 健太

東京都中野区大和町1-66-6(高円寺)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。