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2021年3月11日の大崎裕史の今日の一杯

千葉県松戸市松戸

つけめん【ユーザーレビュー】

今回はユーザー注目度ランキング2位(3/8現在)の「あらチャン」さんの投稿から。先日、苦労して(味を変えたとのことでネット予約をして2杯)食べに行ったのだが、つけめんの味をまた変えたらしく、どなたかのレビューを参考にしたいな、と思っていたところ。かなり、参考になります。いつもありがとうございます。
===2021年3月4日の投稿です。===
【営業再開】
【豚骨魚介復活】

◎お店のTwitterより◎
再開にあたりホテルに1週間滞在した期間に
今一度自分自身と向き合い
つけめんの方に魚介を再度
重ねる事に致しました。
らぁめんは今まで通りとなります。
コロナに関しましては
大変ご迷惑をおかけ致しました
今後もしっかりと精進して参ります。


豚魚を愛し過ぎてる自分はソワソワしてしまい、予約も少し取れやすくなったので行って来た。
券売機の前で少し迷うもトッピングよりもつけ麺とビールが1番気持ち良いかなと。
少し外待ちを経て店内へ。
店主さんはオーラ量が減ったのか少し体が小さくなった様に見える。

ゆっくり待っている間にエビスビール。最初に出される金属のグラスはキンキンに冷えている。きめ細かい泡と苦味が心地良い。
更にゆっくりと提供。
その際、男性スタッフから低温とチャーシューと軽い肉の説明がある。

ツルリと剃り込んだ頭の方が茹でた【麺】。極太でやや平打ち。ツルリとした麺肌で噛み締めるとかなりのもっちりでありながら程良くコシもある。讃岐うどんに近い様な弾力、食感。極上なのが伝わって来る。

【スープ】TOKYO Xの豚骨のみだったこの間と同じくらいドロリと粘度の高いスープ。それでも少し粘度は下がったそう…多分同じ豚骨スープを濃厚魚介のスープで割った分位なのでは。甘み、旨味の強い豚骨で魚介の効きは抑え目。塩気も抑え目め。

◎お店のTwitterより◎
今回の魚介の効かせ方は
Xの純粋豚骨スープをベースに
数種の乾物で出汁のみで仕上げております
出汁のみで魚介感を
上げて行こうとしてるので
原価は鰻登りですが
魚粉を使わない
と言う所にやり甲斐を感じ日々充実しております。
僕らしく仕上げて参ります!

麺を深漬けにするとたっぷりと粘度あるスープが乗ってくる。塩分抑え目でも問題なし。もちもちドロリで欲張ってあまり多く詰め込むと口の周りがドロドロになります。でも厚みのあるオシボリがあるのでひと安心。

お肉は低温調理でもっちりしっとり柔らかなモモ?とチャーシューの豚バラ。豚バラの甘み、旨味、香ばしさに驚く。
フレッシュなコネギとザク切りのネギ。シャキッとした食感のアクセントと甘みが出る刻みネギは豚魚のつけ麺では必殺技。
メンマは極太…いや極平。もう竹のレベルの大きさ。いや、平って言うか竹の輪切りのカーブがしっかり存在している。柔らかくて味しみです。

圧倒的なTOKYO Xの存在感に魚介は出汁のみ。美味しいのだけど皆んなが求める高い期待値からしたら少し足んないんじゃないのーというのが本音。
柚子ありでスープ割りをお願いすると元スープを減らして小鍋で温めた和出汁を投入。
厚みのある器を両手で持って傾けると、香りが良いあっさりとしたスープに気持ちが穏やかになる。無粋なので茶道はした事が無いがこんな感じなんだろうと勝手に思いながらしみじみ食べ終わり。

マスクを付けて『豚骨魚介になって良かった』と言うと、
体調面が良くなって良かった事なのか少し聞き取れなかった様で、
少し照れ笑いしながら
『これからも頑張りますんで、よろしくお願いします』
と、どっちでも対応出来る機転の効いた返事が帰ってくる。

頑張って下さい。応援しています。
ごちそうさまでした。

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大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。