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2020年7月30日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中野区新中野

中華そば並

2020年5月18日オープン。武蔵野うどんのお店「こめんと屋」がラーメン専門店へと業態変更。店主はうどん歴が26年以上の麺達人。集大成として「手打ちラーメン」を提供することに。「新型コロナで失業した人にはお持ち帰り用の生麺を1食ご用意。お支払いは出世払いでも忘れても大丈夫。お互い大変な状況ですがガンバって乗り切りましょう!」という店頭貼り紙が泣ける。
主なメニューは、中華そば並830円、特製中華そば並1080円、油そば並780円、他。中はそれぞれ50円、大はそれぞれ100円増し。
中華そば並を注文。(あと会計)
席を減らして密にならないような配慮。
手打ち麺は国産全粒粉と数種類の小麦粉をブレンドし、熟成してから手打ち。仕上げは手揉みして縮れ麺に。スープは地鶏ガラをベースに羅臼昆布、瀬戸内産白口煮干しと鰹節、宗田節、さば節、さんま節などから。チャーシューは大麦仕上げの三元豚の肩ロースと鶏のムネ肉を低温調理で仕上げた物。他につくね、穂先メンマ、海苔、カイワレ、きざみネギ。
清湯醤油スープはあっさり無化調。油少なめでうどん風。シンプルだが懐かしさや味わい深さがある。
そして何しろウリの極太手打ち麺が私好み。近くの「だるま」よりも少し太いかな。食べ応えもあるし、麺自体がおいしい。うどん風中華麺。この麺なら油そばもおいしそうだ。
完全にラーメンに変身したと言うよりも、うどんとラーメンの中間的な「めん類」を誕生させた感じ。そしてそれが結構おいしかった。

お店データ

粉麺小屋

粉麺小屋

東京都中野区本町3-32-17(新中野)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。