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2020年7月29日の大崎裕史の今日の一杯

東京都世田谷区芦花公園

塩そば+肉丼

2020年6月20日にオープンするや、ユニークな店名と透明感のあるスープ、麺線が綺麗なビジュアルで人気急上昇。
ラーメンデータベース2020年上半期新店ランキングでは東京で第3位。オープン1カ月ではそんなに点数が上がらない仕組みなのにこの評価。今後ますます上がっていきそう。
今のところ、塩そばのみだが、醤油そば、濃厚煮干しそば、冷やしそばが既に完成していて順次リリース予定だとか。醤油そばは券売機にもあったが売切ランプ。
肉丼は380円だがインスタ映えするビジュアルとおいしさで評判も良い。肉丼とのセットでも1000円!この店ではこのメニューが必須のような気がして、2軒目なのにこれを注文。

公式インスタによると、店主が10歳の時に書いた作文は「ぼくのゆめはラーメンやさん」だとか。素晴らしい!その夢を実現したわけだ。

スープは数種類の鰹節、羅臼昆布、源泉した煮干のブレンドで動物系はチャーシューのみ。いわゆるアニマルオフ。
麺は低加水中細ストレート麵(田村製麺製)。
トッピングは低温調理肩ロースチャーシュー、メンマ、三つ葉、白髪ネギ。

肉増しの場合は低温調理チャーシューのため別皿提供。食べる直前にスープに浸して(つまりしゃぶしゃぶ風)食べることをオススメしている。

スープがメチャ熱で猫舌の私にはツライくらい。でもこの温度はこだわりのようなので先に肉丼を食べて少し冷まして食べ始める。ただ、チャーシューは熱いスープで低温調理の仕上げが温度で変わってしまうので先に食べた方が良い。

全体として味も値段も接客もいい。ますます人気になり、行列も伸びていくことだろう。しかも接客が素晴らしい。飲食をやっていたのでそのあたりも徹底していたのかも。お見事!というほどの接客。声出しや挨拶、姿勢、送り迎え、どれも完璧。

麺あげは平ザルで麺線が綺麗。しかも麺が田村製麺となったら、ラーメン通の方なら、むむむ??となる。いろいろ聞きたいことはあるがラーメンデータベースに『原則的に情報非公開店』と書いてあり、聞くに聞けなかった。しかし、そのあたりを店名の謎と一緒にZuckyさんのブログに書いてあるので引用させていただきます。(長いので少しまとめています)(としくんさんもレビューで書いていますね)

『この店の前身は「MARUJI SECOND」という日本酒バーで居抜きのリニュアル。店主は他にやきとんまるじ」(3軒隣にある)のオーナー店主である誉田政貴さん。2015年に芦花公園に「やきとんまるじ」を開業。2017年に「下高井戸店」、2018年に「MARUJI SECOND」を、2019年に「つつじヶ丘店」をオープン、合計4店舗を展開するやり手の経営者。「やきとんまるじ」はスタッフに任せて奥様と二人三脚でラーメン店をオープン。「成城青果」という屋号は、店主の曽祖父が経営していた「青果卸」に由来。「やきとんまるじ」は、もともとは「八百治」という曽祖父が経営していた「青果卸」の売店だったそう。
その時の「成城青果」という屋号をもらい受け、子供の頃からの夢だった「ラーメン店」をオープンさせてしまったわけです。
「やきとんまるじ つつじヶ丘店」は「柴崎亭」の道路を挟んでほぼ真向かいのお隣さん。』

ちなみにラーメンデータベース2020年東京の上半期新店ベスト10は下記の通り。
2020年上半期新店ランキング
1.麺屋yoshiki(新小岩)88.34
2.きつね(芦花公園)88.16
3.成城青果(芦花公園)87.78
4.らぁ麺や 嶋(西新宿五丁目)86.41
5.あさひ町内会(板橋区役所前)86.36
6.ちえちゃんラーメン(神田)84.32
7.砂田(庚申塚)83.46
8.○恵中華そば(巣鴨)82.80
9.麺壁九年(井荻)81.97
10.タナカロボ(上町)81.26

お店データ

成城青果

成城青果

東京都世田谷区南烏山3-1-11 芦花パークビル(1)-101(芦花公園)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。