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2015年7月12日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区東京

【今週は冷やし麺特集】冷やし麺特集ラストは東京ラーメンストリート「ひるがお」の「土佐柚子の冷やし麺」900円。
本来、冷やし麺は大きく分けるとタレを絡めて食べる「冷やし中華」(皿で提供される仙台発祥のスタイル)とスープが冷たい「冷やしラーメン」(丼で提供される山形発祥のスタイル)になる。どちらも東北から誕生しているのが実に面白い。
今回の写真をパッと見ただけだと冷やし中華タイプか、冷やしラーメンなのかわかりにくいが、これはちゃんとスープがたっぷり入った冷やしラーメンタイプ。ところが、具のせいか冷やし中華を食べた感じになるのが不思議な感じで面白い。ラーメンでもおいしいと思っていたチャーシューが、この冷やしにおいても重要な役割を演じており、冷たいのにおいしい。他が全体的に優しい味わいなのにこのチャーシューが時折濃いめの味わいと噛みしめる食感がドキドキやワクワクを引き出してくれるのだ。スープには柚子果汁が効いて、柑橘系好きの私には完全に好みの仕上がり。ゴクゴクと飲み干した。別皿で柚子胡椒も付いてくるのでこれを後半混ぜながら食べると刺激的な味が加わり、飽きさせずに最後まで楽しく食べ進めることが出来る。
午後2時以降限定30食なのでご注意を。

お店データ

塩専門 ひるがお 東京駅店

東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 地下南通り 東京ラーメンストリート(東京)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。