2024年4月8日オープン。
新横浜ラーメン博物館が30周年を記念し、約2年間かけてリレー形式で過去に出店したお店(計36店舗)が復活出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」がいよいよフィナーレを迎える。最後を飾るのは「六角家」。
家系御三家と言われた「六角家」がラー博に21年ぶりに復活!しかもレギュラー店。これには正直、驚いた。「六角家」の本店はすでに閉店し、創業者の神藤隆氏は2022年に逝去。誰が店をやるのか?
今回のプロジェクトは「六角家」創業者・神藤隆氏がご存命の時に指名された「蔵前家」(浜松市)の協力により実現した。「六角家」戸塚店の神藤誠氏(神藤隆氏の実弟)、露木あゆみさん(神藤隆氏の姪)にも協力・賛同をいただいている。
「六角家」の創業は1988年。そして「六角家1994+」を担う「蔵前家」店主・袴田さんが弟子入りしたのは1996年。最初は本店で、後にラー博で活躍。まさに最盛期を支えた逸材。その後、わずか5年で独立を認められ六角家姉妹店として「蔵前家」を台東区蔵前で2001年にオープン。2009年に地元の浜松へ移転し、今もまだ人気を持続。なので、ベースの味は1994年ラー博出店当時の味でそれを今風に進化させているので店名が「六角家1994+」。
最近の家系は醤油を強めに出していたり、豚骨を濃厚にしていたり、その両方が強めだったり、様々。また偶然にも別の味で人気になった有名店主がこぞって“家系の新店”をオープンしている。「ソラノイロ」が「革新家TOKYO」(東京駅)、「せたが屋」が「がんくろ」(武蔵小山)、「らぁめん小池」が「こいけのいえけい」(巣鴨)、「篝」が「嚆矢」(銀座、虎ノ門ヒルズ)、「人類みな麺類」が「人類みな家族」(大阪、渋谷)、など。まさに『家系新時代』である。
今年は、家系総本山「吉村家」が創業して50年の家系メモリアルイヤー。誕生から半世紀が過ぎ、新たな半世紀のスタートに「六角家」がラー博でレギュラー店として復活オープンというのも、何やら奇遇な感じである。
初日に食べた感じだとまろやかで、「確かに昔はこんな感じだったなぁ〜」という印象。かといって、古くさくはなく、クラシックスタイルを守りながら、今の人達が食べておいしいと思える家系ラーメン。慣れも含めて、まだまだ進化していくと思うので少ししたらまた食べに来てみたい。個人的には好きなタイプで、完食し、ほぼ完飲。キャベチャーの元祖店でもあるので今回はキャベチャーも付けてみた。カスタマイズはマイデフォの“麺柔らかめ”のみ。最近、「魁龍」(博多)が“ずんだれ”で話題になり、「あなたの心を鷲掴み」店主がX(元Twitter)でバズっているが、『麺柔らかめ』の時代が来るかもしれない。
「あの銘店をもう一度」が終わってしまい、少し寂しいが、ラー博も30年を過ぎ、新たな企画でラーメン業界を盛り上げて行ってくれることであろう。楽しみである。
















