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2024年4月8日の大崎裕史の今日の一杯

東京都豊島区巣鴨新田

塩ラーメン(770円)

大塚の「Lokahi」(4/5の今日の一杯参照)に行ったついでに「近くでどこかないかな?」と検索してすぐに見つかったのがこちら。
2007年創業でRDBでも90.21(2024/4/7現在)と高評価。豊島区のラーメン店約300軒の中でも36位となかなか。
この店の創業時はTRY本(講談社)の審査員もやっていたので、新店には敏感だったはずだがまったく記憶がない。行ってないのは間違いないのだが、オープンしたことすら覚えてない。もっとも、ありがちな店名だからかもしれない。それと駅から少し離れている。山手線大塚駅より徒歩10分くらい。最寄駅は都電荒川線巣鴨新田駅より徒歩3-4分。あとは営業時間が夜型というのもあるかな。ここ10数年、私のペースは、昼ラーメン2杯食べて、夜会食というローテーションが多い。(土日や地方に行った際はまた別)ここは営業時間が17時から24時まで。またSNSはX(元Twitter)があるが、最近は稼働していない。完全に近所の人向けの店と言っても良い。私が行った19時半頃は家族連れ4人組のみ。しかし私が食べている最中に続々増え、カウンター9席が満席になった。店主はガタイの良い坊主の男性で顎髭が長く、がんこの一条さんの若い頃のような風貌。若干、強面だが接客は気さくで客に親しまれている。また、店主のお母さんと思われる方の接客もなかなかホッとする癒し系でこれもまたリピートしたくなる感じ。
2012年にはグルメサイトの「ベストラーメン」を受賞。今で言うと『百名店』かな。また店内には、ラーメン王・石神さんのサインがあった。2012年に来ていたようだ。こういう店もちゃんとチェックしているのはスゴい!(石神本には載ってなかったと思う。)

主なメニューは醤油らーめん 770円、塩らーめん 770円、揚げネギ醤油らーめん 790円、揚げネギ塩らーめん 790円、特麺たつ醤油らーめん 990円、特麺たつ塩らーめん 990円、他。
塩らーめんを口頭注文。券売機はなく、後会計制。

食後にいろいろ話を聞こうと思ったのだが前記したように食べている最中に満席になり、話をするどころでは無くなったのが惜しい。そこで過去のネット情報などからまとめて見る。
都内の何軒かで修業したようだが、神奈川淡麗系(「中村屋」「ZUND-BAR」「AFURI」など)が好きでそのインスパイア的なラーメンを提供。
スープは鶏ガラ、モミジ、ゲンコツ、煮干し、鰹節、昆布、人参、玉葱、生姜、ニンニクを弱火で煮込んだ淡麗系の清湯。鶏油が効いている。
具は、チャーシュー、細メンマ、海苔、水菜、葱。水菜が神奈川淡麗系っぽい。
麺は三河屋製麺の細麺。チャーシューは肩ロースを生肉の状態から炊いたもので味が沁みて柔らかくておいしい。
揚げネギラーメンや醤油味もおいしそう。二人の雰囲気も良く、それも含めて近所だったら、全メニュー制覇したくなる。

お店データ

ラーメン 麺たつ

ラーメン 麺たつ

東京都豊島区西巣鴨1-4-4(巣鴨新田)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。