なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2025年8月22日の大崎裕史の今日の一杯

東京都品川区五反田

【開店記念】チャーシュー麺(650円)

2025年8月20日オープン。熊本の製麺所発祥のラーメン・つけ麺店。熊本が益城本店・熊本駅店・熊本つけそばFUUKI・菊陽店・サクラマチ店・熊本駕町店の6店舗。京都1店舗、大阪2店舗、東京が六本木店、三軒茶屋店に続き、3店舗目。本店が一番古く、それでも2021年7月と、いずれも最近なのでスゴい連続展開。

昨日は開店半額サービスをやっていたとのことでスゴい行列が出来ていたことは知っていた。今日もやっているのだったら、明日以降にするつもりだったが、公式サイト・公式Facebook・公式Instagram、どれもチェックしたら書いてなかったので、外出の帰り道(要するに2軒目)に寄ってみたら、まだ半額サービス中。12時45分着で約20人待ち。私の方針としてラーメン店さんにはちゃんとお支払いしたいので呼ばれた試食会以外では普通に支払って食べたいのだが、この日は他に行く時間も無かったので並んでしまった。そしたら有名ラーメン店社長が通りかかり「大崎さんも行列に並ぶんですね。しかも半額セールに!」いやまあ、その、いろいろありまして・・・。

主なメニュー、鰹昆布水のどごし生つけそば(温or冷)500円、ちゃん系中華そば500円、ちゃん系チャーシュー麺650円、つけそばタレ2種550円、ぶっかけのどごし生麺420円、他。一応、半額表示らしいが通常時にこの単純倍になるのかどうかは未確認。(三軒茶屋店では鰹昆布水のどごし生つけそばが1300円、中華そばが1200円)

ワンコインだと申し訳なくてチャーシュー麺650円にしたが、お店にとってはどちらがいいのだろうか?
店内は、立ち食い8人ほどが立てる。入口は一つだが奥に出口専用もあり、そちらから出る人が多い。入口は段差が大きく、足腰の弱い人だと帰りがチョット大変かも。全体重が片足にかかる。ちょっと危険な段差。奥から出るのが無難。

出てきた「ちゃん系中華そば」はパッと見、よく似ている。そういや、「ちゃん系」は商標を取っているが大丈夫なんだろうか?「ちゃん系らーめん」「ちゃん系中華そば」は株式会社凪スピリッツジャパンが取っている。参考までに「横浜家系ラーメン」はこれだけだと取れないのか、多くは店名含みで取っている。例「横浜家系ラーメン町田商店」「横浜家系ラーメン 魂心家」など。

スープは豚骨清湯だと思うが、ちゃん系よりも優しい印象。ちゃん系を食べると「なんでこんなにしょっぱくて油が多いんだろう??」と怒りたくなるが、それがクセになり、はまるのだ。しかし、こちらは随分優しい。朝6時までの営業なので軽めの味にしているのか?しょっぱさまではインスパイアしていない。また、チャーシューだが、こちらもそんなに味は濃くなく、ちゃん系のように柔らかく煮込んで醤油タレに漬け込んで置くタイプではない。ちゃん系を食べるとそのチャーシューのしょっぱさに怒りたくなるのだが(笑)、こうして普通のタイプを食べるとなんだか改めてあのしょっぱいのを食べたくなるから不思議だ(笑)。麺はピロピロ平打ちのかなり柔らかめ。当然ながら自家製だろう。

いよいよ「ちゃん系」を名乗るところが出てきて(かつて他にもメニュー名に付けていたところがあったがそこはすぐに変更した。)「ちゃん系」も“ラーメン用語”として定着しそうだ。それにしても“ちゃん系インスパイア”を何軒か食べてみたが、食べるたびに改めてあのラーメンはよくできている、と感心する。

近いし、駅前だし、平日は朝6時までやっているので、機会があればつけ麺も食べに来てみようと思う。
※開店記念の半額セールは20日21日のみ。

お店データ

富喜製麺研究所 五反田店

富喜製麺研究所 五反田店

東京都品川区東五反田1-13-9(五反田)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。