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2019年8月27日の大崎裕史の今日の一杯

東京都北区十条

会津山塩らーめん

2019年8月24日オープン。看板に「會津・喜多方らーめん」と謳ってあるからには会津出身の私は行かずにはおれない。「がんばろう ふくしま応援店」となっている。代表者が積極的に接客を担当。会津出身らしい。その義理の息子さんが店長でラーメンを作っている。どうやら「喜多方ラーメン坂内 小法師 大塚店」で働いていたことがあるらしいが、味は全面的に変えているとのこと。
主なメニューは
喜多方らーめん(醤油)670円
會津山塩らーめん800円
夏季限定 水らーめん700円
の3種類。先行者情報から醤油と塩のトッピングは同じと聞いている。醤油味はよく食べているので今回は山塩で。最近、浅草にオープンした「若武者」でも山塩を出しているので食べ比べてみるのも面白い。この「山塩」というのは会津の磐梯山のふもとの温泉水を煮詰めて作った物。この「会津山塩」を使うには会津山塩企業組合から承認を得なければならず、もちろんここは承認店だ。
山塩にするのは決めたが、メニューを眺めると煮玉子が二種類あり、エビ塩煮卵130円も頼んでみた。ピンク色とのこと。ワンタン(3枚120円)もあったのでそれも追加。
煮卵には店名の焼き印もあり、なかなか綺麗。スープは滋味深くおいしいが麺を啜ると意外と麺の力が強く、薄味に感じてしまう。この麺は相当もちもち感があり、喜多方には珍しい気がして「どこの麺なんですか?」と聞いてみたら小西製麺だと判明。実は私の好きな店でも結構使っている製麺所。会津若松市の製麺所である。喜多方では曽我製麺などが有名。ところが私の記憶している小西製麺とは違ってかなり多加水(もともと多加水)のもっちもち麺で驚いた。喜多方の麺じゃ無いんじゃないかと思ったほど。でも、もっちりした感じの食感は楽しい。チャーシューや味玉(海老の味は薄かったが綺麗)、ワンタンもなかなかで地元に受けてくれると良いな、と思う。

お店データ

會津 喜多方らーめん 愛絆

會津 喜多方らーめん 愛絆

東京都北区上十条3-29-6(十条)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。