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2025年2月11日の大崎裕史の今日の一杯

岐阜県高山市高山

中華そば(1000円)

高山も28年ぶりとなると新しいお店もできている。その中で一番人気はこの「麺屋しらかわ」。
12時頃に行ってみると22人待ち。日曜だったからなのか、普段もこれくらい並ぶのか、とにかくスゴい。外国からの人が多いが何かで紹介されているのだろうか?
いったん諦めて、他の店を食べ、3杯食べて少しお腹も膨れてきたので並びながらお腹を空かそう、という戦略。12時35分に着いたが一向に行列は減らない。むしろ増えていったほど。
高山の街がいいのは徒歩圏内に人気店・有名店が多いこと。高山駅に着いたのが11時。ホテルに荷物を預けて食べ歩きに出たのがだいたい11時半。14時までに5軒食べたけど、全部歩きで行けた。他の候補店も徒歩圏内。というよりも徒歩で行けるお店を候補にしたから、というのもあるが、街がギュッと凝縮されていて食べ歩きは楽でいい。
さてこちらは2012年オープン。もちろん初訪問。東京にも支店が出来たが本店主義なので食べずにいたら閉店してしまった。大阪にもあるし、高山市内にも「別邸」があったり、「監修店」(雷)があったり、大活躍ですごい。

出てきた中華そばのスープをまず一口飲んでみるとブラックペッパーが利いてさしずめ「高山ブラック」とでも言えそうな味わい。しかしながら食べ進むと醤油感や麺の感じが高山風なのでやっぱり高山中華そばである。鶏と魚介と醤油と胡椒でうまくまとめあげた感じ。クセになる味わい。昼の2時間半しか営業してないのもレア感を産んでいるのかも。大将(白川さん)の気さくな感じと行列や注文を担当する妹さん(?)の性格がこの店の人気を高めている。
まだ十数年だがしっかり「シン高山中華そば」のポジションを掴んでいる。地方から高山に中華そばを食べに来たら、老舗何軒かとここは必食と言えよう。

お店データ

麺屋しらかわ

麺屋しらかわ

岐阜県高山市相生町56-2(高山)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。