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2016年10月24日の大崎裕史の今日の一杯

神奈川県川崎市川崎区京急川崎

麻婆まぜそば

新潟では数年前から麻婆麺のブームらしい。スープ有り、無し、担々麺、他、いろんなタイプの麻婆関連麵が登場している。それを私は知らなかった。
昨年9月に「らぁ麺やまぐち辣式」(東陽町)がオープン。店主の山口さんも新潟のことは知らなかったのではないだろうか?そしてその辣式の麻婆まぜそばを食べて、私は思った。「これは今後のトレンドになる」と。そしてようやく麻婆まぜそばの新店が出てきた。都内にも「麻婆」を使った新店は出てきていたが「麻婆まぜそば」をメインにした店を待ち望んでいたのだ。
こちらは中華料理店で修業後に店を構えた。ロゴがオシャレすぎて読みにくいが、「麻(ま)ぜろう」と読む。10月21日オープン。他には担々麺と塩そば。「やまぐち辣式」と被る部分もあるが、まだ行ったことはないという。知り合いから「行った方がいい」と言われているらしく、存在は知っているようだ。なので真似ではない。
なにはともあれ「麻婆まぜそば」を注文。通常は850円だが、開店記念で500円だった。
楕円形の丼に入って出てきた麻婆まぜそばは、花椒や独特のスパイスなどが効果的に使われており、痺れたり、ピリ辛だったり、時折、甘味も来る。チャーシューはやや小さめにして豚と鶏の2種類。これが混ざってしまう大きさなのは狙ったのであろう。時折、口に入ってくることもあれば、箸休め的に狙って食べることもできる。そのままでも最後まで食べきれるおいしさではあるが、基本メニューの段階で入っている温玉を途中で崩して絡めて食べるとマイルドになり、味変効果で最後まで楽しめる。私が食べた日はライスがなかったが、すぐメニューに加えると言っていたので頼んだ方がよい。これはぜひライスで締めた方がいい味わいだった。

お店データ

麻婆まぜそば 麻ぜろう

麻婆まぜそば 麻ぜろう

神奈川県川崎市川崎区砂子1-5-12(京急川崎)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。