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2018年1月19日の大崎裕史の今日の一杯

神奈川県川崎市麻生区新百合ヶ丘

濃厚鶏白湯ラーメン

昨年12月1日オープン。小田急新百合ヶ丘駅からすぐのエルミロード5階レストラン街に入っているラーメン店。もちろんこういう所に入るくらいだから個人店舗では無さそう。(調べたら株式会社Crest Factoryの運営。親会社が株式会社プレジャーカンパニー。アジアンビストロなどを手掛けている。)スタッフも多く、接客もなかなか心地良い。提供もスピーディでスタッフ教育も良くできていると言える。

店名は「鶏扱説明書」の略。鶏の扱いに精通した調理人(トリにセーツー)というダブルミーニングでもある。

『ミシュラン2つ星のフレンチで修業を積んだシェフ「田澤 悟氏」とともに構想、試作等に4年を費やしたラーメンの新ブランド店。鶏の扱いに精通した調理人が、一つ一つの食材にとことんこだわり抜き、化学調味料を一切使用せずに、鶏の旨味を最大限に引き出した「体に優しい」、「飽きのこない」ラーメンをご提供します。』
とのこと。田澤悟さんを検索してもこのラーメン店以外には出てこない。

まずは器がユニーク。まぁ、ラーメンマニアには「MENSHO」で免疫があるが、これが最初だったら相当驚いたことだろう。

注文したのは濃厚鶏白湯ラーメン880円。
関西で流行りの泡系ラーメン風。丼の端には自家製季節野菜のピクルス(海苔、紫キャベツ、ごぼう)がのっている。

具は低温調理の鶏チャーシュー、鶏皮フレーク、ヤゲン軟骨のコンフィ(これがラーメン的に面白い)、タケノコのマリネ、赤玉ネギ、ヤングコーン、燻製ぼんじり、と豊富で豪華。
スープはさつま若軍鶏で取り、ジャガイモと香味野菜で取ったスープも加えている。タレに使う塩は、ゲランドの塩、沖縄のシママース、淡路の藻塩。
麺は中太縮れ麺。

なかなかおいしいのだが「無化調で量産鶏白湯を作るとこうなる」という見本のようなスープ。都内に出せたら結構流行りそうな気がする。

お店データ

RAMEN FACTORY TORISETSU

RAMEN FACTORY TORISETSU

神奈川県川崎市麻生区上麻生1-4-1 小田急新百合ヶ丘エルミロード5階(新百合ヶ丘)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。