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2018年9月28日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中央区八丁堀

油泼面(油そば)=ヨウポー麺

2012年、中国西安に行って麺(中国では面)の食べ歩きをしてきた。世界一中国の面に詳しい坂本先生の案内で大変勉強になり、楽しかった。その時出会った面で面白かったのが「びゃんびゃん面」。中国では一番画数が多いと言われている字を使う。(日本語だと「たいと(おとど)」という漢字が最多画数)

こういうのを日本で出せば面白いのに、と思っていた。一緒に行った「凪」の生田さんが速攻で限定メニューで出していた行動力はすごい。その頃、あまり一生懸命調べなかったが、もしかしたらその頃からどこかで出していたのかも?

そしてその「びゃんびゃん麺」の新店がオープンしたと聞いて、即訪問。店頭店内に「びゃんびゃん麺」の説明が多数。びゃんびゃん麺専門店と言っても良い。その特徴はベルトのような幅広麺である。ポピュラーな食べ方は油泼面(油そば)=ヨウポー麺、と呼ばれている。それを頼んでみた。850円。

店内で麺打ちをしている。注文が入るとベルト状までに仕上げている麺帯をさらに伸ばし、延ばし、そして茹でる。少し時間がかかるがこの麺だとしょうがない。

出てきたものは麺の上に茹でキャベツとサイコロ状にしたチャーシュー。少し唐辛子。醤油ダレとよく混ぜて食べる。
麺は思ったほど幅広ではなく、長くなった刀削麺みたいな感じ。「揚州商人」(店舗多数)の刀切麺に似ている。(←私は好きでよく食べている)

本場で食べたものはワンタンが伸びて麺になった感じだったのでちょっと拍子抜けしたが味はなかなか良かった。日本向けに食べやすくしたのかな?

八丁堀駅で降りて新川方面に用事がある人か、珍しいモノが好きな人は行ってみてもいいと思う。
(このあと、秋葉原の「慶」でもびゃんびゃん麺を食べてるのでそれはまた後日)

お店データ

西安麺荘 秦唐記 新川本店

西安麺荘 秦唐記 新川本店

東京都中央区新川1-13-6(八丁堀)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。