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060902午後八王子ラーメンの代表店のひとつとして知られていたため、以前から気になっていた店。ようやく今回訪れることができた。八王子ラーメンの定義とは、地元のラーメン好きが集まる「八麺会」によると、「醤油ベースのタレで、表面を油が覆い、刻み玉ネギを具として用いること」とある。一番の特徴は長ネギではなく玉ネギの点。何故八王子ラーメンが生まれたのかルーツも調べたが、長くなるので割愛する。店は、民家を改造したような感じで、入口左がカウンター、奥が小上がりの座敷になっている。築うん十年の歴史を感じる。私たちは座敷に座った。客は私たちだけ。人気店だというので、行列を予想していたが、肩透かしを食らった。戦前の軍人のような立派な口ヒゲを生やした親父が姿勢を正し、凛として、ラーメンを作っている。これは絵になる。さて、2〜3分でラーメンが運ばれる。まずはスープ。醤油スープに玉ネギの旨味がかすかに溶け込み、甘味も感じる。なかなかいい。資料によると、スープはゲンコツが中心。それもドリルで割ることで旨味を残さずスープに注ぎ込む工夫をしているそうだ。他にタマネギ、サバ節、昆布を濁らせないように徐々に火にかけているらしい。仕上げは自家製のラードをまわしかけて完成させている。麺は「尾張屋製麺」製の中細ストレート麺。八王子系ではポピュラーな麺。これが醤油スープとの相性が良く、歯応えもあり美味しい。具は、チャーシュー、メンマ、ノリと、例の刻み玉ネギ。この玉ネギは刻んだものと摩り下ろしたもの両方が入れられている。ちょっとした工夫で、味が広がる。刻み玉ネギのシャキシャキした食感が面白い。麺とのコントラストを楽しめる。刻みネギというと、竹岡式ラーメン「梅乃家」を思い出すが、確かに味わいはちょっと似ているかもしれない。そして食べ進めると、刻みネギの旨味がスープにどんどんと溶け込み、甘味を増す。これが刻み玉ネギのマジック。ナイスな具であり薬味だ。それ以外の要素は極めてシンプルだけに、刻み玉ネギが八王子ラーメンを支えているのだろう。ちなみにこの刻み玉ネギの原点は、北海道にありそうだ。全体として、飛びぬけて旨いラーメンではないが、好感が持てる一杯だった。
八王子ラーメンの代表店のひとつとして知られていたため、以前から気になっていた店。ようやく今回訪れることができた。
八王子ラーメンの定義とは、地元のラーメン好きが集まる「八麺会」によると、「醤油ベースのタレで、表面を油が覆い、刻み玉ネギを具として用いること」とある。一番の特徴は長ネギではなく玉ネギの点。何故八王子ラーメンが生まれたのかルーツも調べたが、長くなるので割愛する。
店は、民家を改造したような感じで、入口左がカウンター、奥が小上がりの座敷になっている。築うん十年の歴史を感じる。私たちは座敷に座った。客は私たちだけ。人気店だというので、行列を予想していたが、肩透かしを食らった。
戦前の軍人のような立派な口ヒゲを生やした親父が姿勢を正し、凛として、ラーメンを作っている。これは絵になる。
さて、2〜3分でラーメンが運ばれる。まずはスープ。醤油スープに玉ネギの旨味がかすかに溶け込み、甘味も感じる。なかなかいい。
資料によると、スープはゲンコツが中心。それもドリルで割ることで旨味を残さずスープに注ぎ込む工夫をしているそうだ。他にタマネギ、サバ節、昆布を濁らせないように徐々に火にかけているらしい。仕上げは自家製のラードをまわしかけて完成させている。
麺は「尾張屋製麺」製の中細ストレート麺。八王子系ではポピュラーな麺。これが醤油スープとの相性が良く、歯応えもあり美味しい。
具は、チャーシュー、メンマ、ノリと、例の刻み玉ネギ。この玉ネギは刻んだものと摩り下ろしたもの両方が入れられている。ちょっとした工夫で、味が広がる。刻み玉ネギのシャキシャキした食感が面白い。麺とのコントラストを楽しめる。
刻みネギというと、竹岡式ラーメン「梅乃家」を思い出すが、確かに味わいはちょっと似ているかもしれない。
そして食べ進めると、刻みネギの旨味がスープにどんどんと溶け込み、甘味を増す。これが刻み玉ネギのマジック。ナイスな具であり薬味だ。それ以外の要素は極めてシンプルだけに、刻み玉ネギが八王子ラーメンを支えているのだろう。ちなみにこの刻み玉ネギの原点は、北海道にありそうだ。
全体として、飛びぬけて旨いラーメンではないが、好感が持てる一杯だった。