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「ワンタンメン(塩)」@鳳蘭の写真1884年、ラーメンの元祖とも言われる函館「養和軒」の「南京そば」の存在が確認された。ここから現代ラーメンの歴史が始まる。
その後、1937年に函館に開店した、関東以北で最も歴史ある高級中華料理店「陶陶亭」で修行を積んだ数名が、函館市内でラーメンを提供する店を次々と開業した。
「函館ラーメン 鳳蘭」もその一つで、1950年に創業。今もなお、当時の味を受け継ぎ続ける“生きた化石”のような存在である。

開店から比較的すぐの時間帯に到着。まだ先客はいない。店内は4人体制で、おそらく20代であろう、金髪の男女も働いていた。

現代ラーメンの起源である塩ラーメンを注文することは決めていたが、このスープと食べるワンタンが気になったため、ワンタンメン(塩)を注文した。

最高齢であろう女性の店員さんが麺を茹でる。麺上げは平ざるで、かなりしっかりめに湯切りをする。

着丼。野菜を使わず、とんこつ9割鶏ガラ1割のスープらしいが、スープはかなり透き通っている。ワンタンの量が多く嬉しい。

まずはスープを一口。見た目通りに透き通ったスープで、非常に口当たりが軽い。優しい味わいで、まるで水餃子のスープに豚骨を加えたよう。こんなにもあっさりしているのにも関わらず、薄くコクがありスープとしては成立している。まさに匠の技だ。

麺は細麺で、ややもちもちした感触。すすり心地もよく、あっさりしたスープとしっかり絡む。これだけあっさりしたスープでも、ラーメンに実体を与えてくれる麺。

チャーシューは肉の質感がしっかりとあり、あっさりとしたスープに対してコントラストが浮き出るよいアクセント。

ワンタンはレンゲに乗せてスープと一緒にツルッと食べた。モチモチした食感で、餡は焼売のように肉がしっかり詰まっている。これはすごく美味しいし、スープとも相性抜群だ。

純度の高い、輝いたこのスープは自分に完飲以外の選択肢を与えなかった。
何度でも食べたい一杯。ご馳走様でした。

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