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 07.10

 大阪へ出張しなければならないので、ラーメンかつけ麺の食いだめをしなければ、という強迫観念に浸ってしまいました。大阪では未だにつけ麺の美味しいお店を探し出すことができないので、ここは首都圏で、つけ麺を食べていくしかありません。

 ということで、橋を渡っただけで埼玉県という殆ど東京の感じがする戸田市へ行きました。開店5分前のお店の前には2人しか並んでいないので、用を足して戻ってみると、ボウフラのように、どこから湧き上がったのか10数人が並んでいて、焦りました。1番ロッドに入らないと新幹線に間に合わない!が、お店の外に貼ってあった雑誌の切り抜きで、ここが17席あることを知り、なんとかセーフとしりホッと胸を撫で下ろしました。

 カウンターとテーブル席があり、カウンター席は隣の客とのスペースが広く取られているので、快適な空間が広がっています。椅子はかなり重い切り株のようなもの。別に不満はありません。
 厨房では若い店主がテキパキと働いており、女性2人がお客さんの担当係り。1人でこれだけのお客さんをさばくのは相当大変なことだろう、が腕の見せ所でもある。

 壁にテレビが付いているが、客席の後ろなために厨房からはバッチリ見える仕組みなのだが、店主は大忙しなので、見る暇も無いだろう。中華そばをオーダーしたお客さんには早めに出てきたので、チラリと見たが、あまり食欲をそそられなかった。

 15分ほど待たされて、やっと登場。麺が盛られてきている皿の上にはピッカピッカに輝き、絹のような光沢を放つ麺が。太さも充分だが、ストレート麺のためにこれでスープに良く絡むのか心配になる。
 が、麺を一口すすり、それが杞憂であることを瞬時に理解できた。麺自体が小麦粉の良質な部分を”これでもか”というように押し出してくる。それを受け取るときに感じる至福な時。一体こんなにも幸せな気分に浸るのは何軒、いや何十軒ぶりなのだろう。

 麺に関しては私の食べたつけ麺の十指には入るだろう。そしてつけ汁だが魚介系であっても魚粉系ではないことが嬉しい。何度も書いているが、魚粉系というのは私の感覚ではラーメン、つけ麺の”反則ワザ”だと認識している。ここのつけ汁は魚粉系でなくともガツンとした味になっている。こうでもしなければ麺に負けてしまうだろう。甘くもしょっぱくも、酸っぱくも無い『濃厚』という文字がそのまま当てはまるつけ汁だ。

 そこに具材が初めから入っている。別盛りのお店があるが、こうしなければつけ汁が冷めてしまう時間が遅くなり、それだけ食事を楽しめる。ただ、あつ盛りは麺の美味しさを損なうきらいがあるので、私は注文することは殆どありません。

 具材の材木メンマは私は嫌いなのだが、口を当てて裂くのにさほど力が要らないのは好印象。チャーシューはサイコロ状で、あえて脂分の少ない部分を使っているのだろうが、麺には合うかもしれないけれど、私の好みではなかった。

 しかし、見事なものだ。自家製の麺でこれほどまで完成度の高いものを作るとは。スープ割りも美味しい。魚の出汁がきれいに出ている。あやうく完飲しそうになってしまった。つけ麺で、スープ完飲という経験は無いのだが、危ない、危ない、ここは危ないお店なんだ。400gガッツリ食べて、東京駅へと向かった。

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