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2007年今日はらーめん食べ納めの日

そう心に決めたのは、情報確認を怠っために、止む無く撤退した先日のリベンジを促す気概を自ら得るためでした。国道1号沿いの三角地帯。目的を見失い呆然と立ちすくむ自分。そんな私の後ろを情け容赦なく目的地へと急ぐ車が次々と通り過ぎていく。思い出すと少し泣けてきますw あの時はまさに、来て、見て、為すことなく去った、といったところでしょうか。でも、今日は折れた心をもう一度奮い立たせ、再び聖地を目指します。楽しみです。楽しみなんですw

聖地三田。時計はすでに10時を回っていたと思います。情報では10時前後が狙い目とのことだったが、下手をすると既に行列かもと思い、自然とはやる心に歩む歩幅も少し大きくなる。だんだんとお店が近づいてくる。あの坂を上れば、きっと。心が躍る。もう気持ちが抑えられず、ほとんど小走り状態。なだらかな坂を上った先には遠めにも分かる行列がw ざっと見て20人前後。自分の後にも続々とお客さんが接続していきます。まだ朝10時半くらいなのに、ちゃんと営業している、すごいですよね。朝マックならぬ朝二郎。こんならーめん屋さんは他にはないなと思いました。列は徐々に前に進み、右側の出入り口に差し掛かりました。ここで初めて総帥のご尊顔を拝しますw この人が現在30もの個性ある支店や数多あるインスパイア店を生み、日々新しく誰かしらを虜にし、また虜にし続ける歴史、伝説の源泉。その人なのだと。少し感激です。

席に座り少し落ち着いて今日の戦略的な目的を考える。何と言っても個性ある二郎の中で基本の味をここで押さえておく、これをやっておきたかった。総帥の麺茹でをしてるお姿、お年を感じさせる頭髪、メガネ、Tシャツ、ブタを切り分けるしぐさ、水道を止めるしぐさ、厨房で目の当たりにする飾り気のない自然体の動きに、らーめん屋さんてやはりとてもカッコイイ仕事だなと思う。そんな総帥の仕事を見ているうちに、なんか別に細かいことはどーでもいいやと思うようになりましたw お店は旨いものを出す。そしてそれに私はお金を払う。もうそれでいいw 後は集中して楽しむだけだとw

実食。不思議といつも気にしているキャベツ率が気にならない。3割くらいだったでしょうか。正直よく覚えていない。ただ茹で具合はけっこうなクタ具合でしたね。もちろん個人的好みは歯ごたえがある方がいいのですが、朝二郎という特殊条件下というのもあり、不満はありません。スープは脂っこいのですが、コクや深みはほどほどに、カネシのしょっぱさも嫌味がなく食べやすい印象。あくまで二郎系の中の話ですが、誤解を恐れずに言えば意外にスッキリとした後味。もちろん、ブレは初訪なので知る由もないのだが、今回に限って言えば、濃厚さよりも麺の味を生かすサラッとした味わいでした。

その麺は二郎伝統のやや平打ち太麺。モチモチとして粉の味がよく出る風味のある麺だ。なにはともあれ、二郎はやはりこの麺だと思う。太さは二郎の中では一般的なのだが、他の店よりもよりうどん的な食べ応えを感じ、ほうとうっぽい食感が強い。なぜだろう。太さは平均値なはずなのに、これまで食べた支店よりも、太さのわりに味、食感ともども優れているという気がした。そして、これがまた前述したスープによく合っている。スープに負けない麺ではなくて、この麺のためにこのスープを作ったというか、この麺のためにスープを調整しているという感じがした。麺を口に運ぶたびに麺とスープの相性を感じ、やめられない止まらない。まるでかっぱえびせんな状態になりました(稚拙な比喩でごめんさいw)。しかもやはり少し細かいことをあーだこーだ言ってますね、自分w

ブタは一口食べてびっくり。これはたまたまだと思うし、もちろん個人的な感想なのだが、ブタの一口目に訪れた衝撃のファーストインパクトは予想だにしないものでした。なぜだか酸っぱいのですw 不思議です。この酸っぱさは最初の一口、それもほんの一瞬でしたが、確かに最初の最初だけ酸っぱかったのですw そしてつぎの瞬間には柔らかくて味の染みたいいブタの味がしました。旨い。ほんと旨い。特別複雑な仕込みをしていなさそうな単なる煮ブタなのだが、いやはやさすがです。当然に本店のブタも旨いのですね。美味しかった。

聖地三田。この地をそう呼ぶ人の気持ちが分かった気がしました。ここが原点、ここが始まりの地。ヤサイの甘味やスープの旨味はおとなしめの印象なのですが、麺を中心に考えると一つ一つの要素がうまくピースとしてはまっていく感じ。でも結局、稚拙な自分の文章では表現に限界があります。未採点も含めこれまで回った直系店はまだ10店舗ほど。元々バカ舌ですし、二郎がどうなのかなんて未だに分からないのですからw

それでも。

それでも、と私は思う。
それでも、もし何か言えるとするなら、それはただ一言。
「うまかった」これ以上の言葉はないのかもしれません。

帰り際、地下鉄の車中にて。
総帥、弟子、ブタ、麺。そして、鳩を断片的に思い出す。日々の煩わしさを忘れて、今しがた食べたラーメンにまつわるいくつか記憶。これからも食べに行くだろうお気に入りのお店。そして、星の数ほどある、いまだ見ぬ美味しいラーメン屋さんのことをおぼろげに考えながら、私はいつしか、眠ってしまっていました。


今年も色々ごちそーさまでした。
来年もどうぞよろしくお願致します。
それではRDBユーザーの皆様、良いお年を!

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

ドモです

>総帥のご尊顔

これでまず噴きましたw
さすがはフリーダムさん、素敵な言い回しすぎます。

総帥、弟子、ブタ、麺、鳩・・・師走の良き昼下がりに幸せに浸りながら、うとうとしているフリーダムさんの姿が目に浮かびます。
来年も・・・二郎万歳!w

Eスト | 2007年12月29日 00:18

フリーダムさん、こんちは〜!
本年もよろしくお願いしま〜す!

年末のラーメンが三田・二郎さんとは、さぞや一大決心をしていかれたのですね。
私が以前に一度だけ行ったときには、前日からワクワク・ドキドキ。
そして、実際に行ってみてまたビックリでした。
一杯のラーメンでこれだけ楽しめるなんて、なんてステキなんでしょう!

とりわけ三田二郎さんは、日常を忘れさせてくれる不思議なお店だと思いました。

では。
sakenomiより。

サケダイスキ | 2008年1月8日 23:08