2000年頃のラーメン本で紹介されていた「アホーメン」。川崎駅周辺の中華料理店の一部で提供されていたメニューで、「アホー」とはスペイン語で「ニンニク」の事。その記事を見て食べに行った発祥の店、川崎区宮前の「萬楽」は10年ほど前に閉店。その後は見かける機会は減ったものの、味を伝えたいという店が川崎市内に点在している。
川崎区貝塚で2016年に開店した「タン担麺 中担」もそんな一軒だが、看板メニューは店名にもついた「タン担麺」。同じ川崎区生まれで、東京にも店舗を広げる「ニュータンタンメン本舗」のスタイルである、溶き玉子・挽肉・刻みニンニクで仕上げる辛口の一杯。他にも様々な麺類に一品中華、つまみや酒類も豊富なラーメン居酒屋の様相も示しているが、今回の目的「THE アホー麺」を注文。他に牛骨ベースの「アホバッカ」(バッカはスペイン語で「牛」の意味)もある。
まずは、ニラ・タマネギ・ニンジンなどの野菜を中華鍋で炒め、そこにニンニク10片と10片分の刻みニンニク、鶏白湯を加えてアツアツに仕上げたインパクト溢れる一杯。スープを飲んでも中太麺を引き上げても、ニンニクの匂いが丼を覆って、最初から最後まで強烈な一杯。口に入れたニンニクを噛めば、ほっこりした味も楽しめる。多少の疲れなら吹っ飛びそうだが、胃袋も驚くほどのニンニクの量なので、食べ過ぎにはご用心ください。
















