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2024年11月29日の山本剛志の今日の一杯

神奈川県川崎市川崎区川崎新町

THE アホー麺(1,000円)

2000年頃のラーメン本で紹介されていた「アホーメン」。川崎駅周辺の中華料理店の一部で提供されていたメニューで、「アホー」とはスペイン語で「ニンニク」の事。その記事を見て食べに行った発祥の店、川崎区宮前の「萬楽」は10年ほど前に閉店。その後は見かける機会は減ったものの、味を伝えたいという店が川崎市内に点在している。
 川崎区貝塚で2016年に開店した「タン担麺 中担」もそんな一軒だが、看板メニューは店名にもついた「タン担麺」。同じ川崎区生まれで、東京にも店舗を広げる「ニュータンタンメン本舗」のスタイルである、溶き玉子・挽肉・刻みニンニクで仕上げる辛口の一杯。他にも様々な麺類に一品中華、つまみや酒類も豊富なラーメン居酒屋の様相も示しているが、今回の目的「THE アホー麺」を注文。他に牛骨ベースの「アホバッカ」(バッカはスペイン語で「牛」の意味)もある。
 まずは、ニラ・タマネギ・ニンジンなどの野菜を中華鍋で炒め、そこにニンニク10片と10片分の刻みニンニク、鶏白湯を加えてアツアツに仕上げたインパクト溢れる一杯。スープを飲んでも中太麺を引き上げても、ニンニクの匂いが丼を覆って、最初から最後まで強烈な一杯。口に入れたニンニクを噛めば、ほっこりした味も楽しめる。多少の疲れなら吹っ飛びそうだが、胃袋も驚くほどのニンニクの量なので、食べ過ぎにはご用心ください。

お店データ

タン担麺 中担

タン担麺 中担

神奈川県川崎市川崎区貝塚2-12-1(川崎新町)

このお店の他の一杯

    山本剛志
    山本剛志

    ラーメン王。ラーメン評論家。1969年東京都生まれ、千葉県出身、東京都江戸川区在住。2000年放送の「TVチャンピオンラーメン王選手権」で優勝。20年間で全国47都道府県の約10000軒、約15000杯を食破。現在も年に500杯前後のラーメンを食べている。「アメーバトップブロガーとして「ラーメン評論家 山本剛志のら~マニア共和国」を毎日更新中」。KADOKAWA「ラーメンwalker」百麺人。他、各所で活動中。