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2023年5月8日の山本剛志の今日の一杯

中華そば(濃口醤油)(820円)+ワンタン(250円)

千葉市との市境に近い、八街市の沖(地名)で2022年9月開店。どの駅からも5km以上離れ、コミュニティバスも少ないので、車でないと困難で行けずにいたが、車を出してくれた方にこちらを提案。平日でも駐車場には次々とお客さんが来ていました。
 西千葉駅近くの人気店「自家製手打ち麺 粋や」の2号店。店舗の裏には工房があって、店主が麺とスープを仕込んでいるとの事。煮干しとはひと味違う「焼き干し」を使った、醤油味の中華そばとつけ麺をメニューに並べている。津軽中華そばなど、東北地方を中心に見かけるが、東京近郊で焼き干しを使ったラーメンは希少な存在。中華そばには濃口醤油と薄口醤油の2種類があるが、濃口醤油を選んでワンタンもトッピング。
 苦味は控えめで、焼き干しの香ばしさがスープの上に漂う一杯。スープを口に運ぶとその香りが鼻に抜け、濃口醤油の力強さが舌に残る。自家製の中太手揉み麺と細麺から選べる麺は細麺をチョイス。シコシコして力強い食感があり、スープの味や香りも一緒に引き上げてくれる。大ぶりで肉質がしっかりしたチャーシューや、程よい薄さのワンタンも楽しんで完食しました。
 同行者が頼んだ「すっぱいしーつけ麺」も少しいただきました。閉店した「勝田台 丸長」で二代目店主が提供していたつけ麺にオマージュを捧げたメニュー。黒胡椒を中心に香辛料がたっぷり入って酸味も強く出したつけ汁は、クセになる貴重な存在。再訪の機会があれば、改めてこちらを味わいたい。

お店データ

焼き干し中華そば 澪つくし

焼き干し中華そば 澪つくし

千葉県八街市沖1128-4

このお店の他の一杯

    山本剛志
    山本剛志

    ラーメン王。ラーメン評論家。1969年東京都生まれ、千葉県出身、東京都江戸川区在住。2000年放送の「TVチャンピオンラーメン王選手権」で優勝。20年間で全国47都道府県の約10000軒、約15000杯を食破。現在も年に500杯前後のラーメンを食べている。「アメーバトップブロガーとして「ラーメン評論家 山本剛志のら~マニア共和国」を毎日更新中」。KADOKAWA「ラーメンwalker」百麺人。他、各所で活動中。