なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2023年5月7日の大崎裕史の今日の一杯

石臼挽き中華そば+アスパラ

2023年4月27日オープン。(2023年8月31日まで)
「ミシェランガイド北海道」に掲載された名店が、「東京ラーメンストリート」の期間限定入れ替え制ショップ「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」第7弾(最終回)に登場。

「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」は、全国各地のご当地ラーメン有名店が約3週間ずつの期間限定で出店する企画。第1弾~第7弾まで総実施期間25か月に渡る長期イベント。
第1弾神奈川「支那そばや」(2021/7/15〜11/4)。第2弾熊本「ラーメン天外天」(2021/11/12~2022/2/24)。第3弾佐野「麺屋ようすけ」(2022/3/14〜6/13)。第4弾石川「金澤濃厚中華そば 神仙」(2022/6/21〜9/27)、第5弾青森「中華そば ひらこ屋」(2022/10/5〜2023/1/16)、第6弾「函館麺厨房 あじさい」(2023/1/24~4/19)。そして今回大トリとして「富良野 とみ川 」が登場。

「富良野 とみ川 」は1997年7月10日オープン。百貨店催事や東京ラーメンショーなどのラーメンイベントでも食べているが、本店にも行っている。遠いところ、よく行ったなぁ〜と懐かしい。今だと諦めてしまいそうなほど遠く感じる。乗換アプリで目黒から富良野で検索してみると4時間半から5時間くらい。旭川のラーメン数軒と合わせて行った。富良野は確かここ一軒のみ。

地産地消にこだわり、富良野の食材を中心に使用、無化調スープで自家製麺。
「ミシュランガイド北海道ビブグルマン2012・2017」と2連続掲載。(2回の発売に間があった)

行列時は先に食券を買ってから列ぶ方式。
主なメニューは、石臼挽き中華そば950円、味噌らあめん900円、味噌バターコーンらあめん1200円、辛味噌らあめん1000円、北海道山わさびごはん350円、チャーシュー丼400円、アスパラ300円、他。味噌バターコーンらあめんは東京店限定(味噌らあめんは本店にもあり)。
GW中、16時頃のアイドルタイムだったが、他は行列や待ちがある中、こちらはスムーズに入れた。

注文したのは、基本メニューの「石臼挽き中華そば」に見映えの良いアスパラをトッピング。
サイドに大きな花があしらわれた、和食器として使えそうな玉丼で登場。アスパラは長い一本そのままが丼に乗っかって出てきた。
具は、富良野産豚の煮豚チャーシュー、鶏油で低温調理した北海道知床産鶏むね⾁のコンフィ、メンマ、味玉半個、三つ葉、小口切りねぎ。

スープはさらさらの無化調清湯醤油味。スープは根室産短元昆布、⼲し椎茸、鰹、鯖から出汁を引いた透明で澄んだ鶏ベースのスープと煮⼲出汁の2 本⽴てを使⽤するこだわり。タレも北海道産食材を使用。あっさりとした和風出汁だが滋味溢れる優しい味わいでおいしい。老若男女幅広い層に受け入れられそう。

最大の特徴が自家製麺で、富良野産100%の小麦粉を石臼で挽いて全粒粉を練りこんだもの。ストレート中太タイプで風味が良くシコシコ食感。上質な日本蕎麦に近い感覚で咀嚼のたびに小麦の風味が香る好みのタイプ。調味料の七味が蕎麦風の麺に絶妙に合って、おいしさ倍増。

次回は味噌らあめんか、限定メニュー狙いで再訪したい。

お店データ

富良野 とみ川 東京ラーメンストリート店

富良野 とみ川 東京ラーメンストリート店

東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1F(東京)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。