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2019年9月28日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中央区人形町

担々麺

2017年10月3日に人形町に「寿限無 担々麺」がオープン。担々麺の新店はここのところ増え続けているので急いで行かなくても、と思っていた。ところが、2019年9月2日に2店舗目が御徒町にオープンし、そこで初めて「はしご」出身だとわかった次第。(お恥ずかしい)
これは行っておかねば、と今さらながら人形町の一号店へ。昼時だったこともあり、16席あるが待ちが出る人気。基本メニューでもある担々麺880円を注文。他には酸辣麺880円、寿限無涼麺980円、醤油ラーメン880円など。トッピングは搾菜、蒸し鶏、厚切りチャーシュー、パイコーなど。卓上には細切り沢庵が置いてあり、ライス無料なのは「はしご」と同じ。サイドメニューに焼売や餃子もある。
出てきた担々麺は「はしご」そっくり。(最近「はしご」で食べたのは8/15本店で。)しかも、期待してなかったせいか(すみません)かなりおいしい。ほどよい辛さ、胡麻風味、麺のゆで加減、チャーシューの柔らかさと味の染み具合、どれもいい。流行るだけある。近ければ、酸辣麺やパイコー、焼売や餃子も食べてみたい。なお、「寿限無担々麺」で検索すると宇都宮の店も出てくるが弟の店とのこと。

ところで、「はしご」は橋吾さんの店だが、どこで教わったのかずっと気になっていた。ところが先日、友達のFB投稿で上野毛にあった「吉華」(閉店:自由が丘にお弟子さんお店がある)に教わったことを知った。そして「吉華」の創業者・久田大吉さんは四川料理の父・故陳建民さん(料理の鉄人・陳建一さんの父)の一番弟子。担々麺にスープを入れて日本人向けに開発したのが陳建民さん。いろいろ繋がった。
ついでに知った情報だが、中国料理が好きすぎた里見浩太朗が自分で店を作ったのが高円寺にあった「吉華」(2002年閉店)。上野毛の「吉華」は高円寺からの独立。そして「四川屋台」(大岡山)の師匠は「吉華」(上野毛)。
「四川屋台」(大岡山)や自由が丘の「吉華」も久々に食べてみたくなった。

お店データ

寿限無 担々麺

寿限無 担々麺

東京都中央区日本橋堀留町1-8-15(人形町)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。