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2019年9月29日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区淡路町

王龍ラーメン

2019年3月18日オープ。「行きたいリスト」に入れていたのに店名と場所しか書いてなかったのであとで見返したときに「中華系か?」などと思ってしまい、先送りになっていた。先日、店の前を取って「讃岐中華そば?」ん?食べてないぞ、と思い出し、急遽行ってきた次第。(反省)
創業者が全国食べ歩いて感動したラーメンを自分で作りたいと思い、創業。「キムチに合うラーメン」が最初。1998年、屋台からスタートし、1年目で店舗を構える。屋台バスで告知も兼ねた展開をし、名前を売る。創業20年経ち、神田に出店。丸亀に本店があり、高松にFC店、そして神田が三店舗目になる。
主な麺メニューは、讃岐中華そば750円、丸亀拉麺800円、讃岐ぶっかけ冷やしラーメン850円(4−9月限定)、王龍ラーメン850円。夜限定でからみそラーメン1180円がある。

讃岐中華そばはあっさり動物系醤油味。琴平町にある老舗の丸尾醸造を使用。
丸亀拉麺はこっさり正統派。坂出市にある老舗の「大政」の味に惚れ、独学で近い味を再現したという背脂醤油味。
ぶっかけ冷やしはうどん国らしいあっさり魚介醤油の冷たいスープをかけたもの。
そして私が頼んだのは店名が付いた「王龍(わんりゅう)ラーメン」。豚足をたっぷり使い、野菜や魚介も使った茶濁スープ。醤油なのか、豚骨なのか、薄めの味噌なのかわかりにくい味。もやしやキャベツが入り、半熟味玉1/2と炙りチャーシューが入る。キムチに合うラーメンと言うのはこれのこと。そのキムチを入れるのを忘れてしまった。(ドジ)スープがちょっとぬるめだったのは野菜が入るからか。多加水中細麺。あっさりメニューの方がよかったか。
面白いのは、夜限定のからみそラーメン。なんとド豚骨の「魁龍」の魁獣味噌を使ったものだとか。そういえば、スタートは大阪で食べたキムチが合うラーメン。丸亀拉麺は坂出の「大政」の味、からみそは魁龍の味噌を使用、と臆面もなくどうどうと書いているのは潔いが、「自分の味は?」となるとどうなのだろう?いろんな味があって近くの人は楽しめるかも。

お店データ

王龍ラーメン 神田店

王龍ラーメン 神田店

東京都千代田区神田須田町1-2-1(淡路町)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。