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2017年12月25日の大崎裕史の今日の一杯

茨城県水戸市水戸

辛口中華そば

石岡にある創業35年を超える日本料理店「蓼科」。こちらの店が中華そば専門店を出した。和食出身者が作る魚介を使った和風出汁ラーメン。シンプルだけどうまいと評判。
そして何よりラーメン400円というのが素晴らしい。私は初訪だったのでそのラーメンにしようと思ったが、メニューを見てみるとチャーシューメンが600円で800円の辛口チャーシューメンというのがある。それなら600円で辛口ラーメンと言うのもやってもらえるのではないかと聞いてみたら、作れると言うことなのでそれを注文した。
200円増しで自家製ラー油入りと書いてはあるがいくら自家製ラー油と言ってもラー油が入っただけではないだろう、と思ったら、そのまさかの「ラー油が入っただけ」だった(笑)。「アリランラーメン」みたいなのを期待してたんだが・・・。
でも、これがなかなかおいしい。200円の価値は、たぶんある、きっとある、あるんじゃないかな?
会計時に「これは勝浦タンタン麺がヒントになったんですか?」と意地悪な質問をしてみたら「実は食べに行ったんですよ。一位二位三位の店を食べましたけど、口に合いませんでしたねぇ。なので自分で作ってみたんです。」ついでにいろいろ聞いてみた。「東京の有名店はほとんど食べましたよ。油が好きじゃないのでなかなか好みに合うのが見つからなくて。」「どこかありましたか?」「杉並にある大勝軒です。油は多いですけどさっぱりしておいしかったです。」とのこと。
水戸には昔から安い中華そばが何軒も存在しているが、こちらのラーメンは400円としてはかなり頑張っていると思う。
ネットではここのラーメンが竹岡式に似ていると書かれているが「竹岡式は食べたことがないんですよ」とのこと。

お店データ

中華そば たてしな

中華そば たてしな

茨城県水戸市白梅1-7-15(水戸)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。