亀戸駅北口のバスロータリーを西へ。以前「麺絆や519」があった場所に2023年7月開店。ラーメン店が多い亀戸駅周辺だが、家系ラーメンは貴重な存在。最近の家系店は、店名に「家系」を入れる事が多いが、2000年代前半に開店した家系店では「横浜らーめん」の表記をしばしば見かけた印象がある。メニューは「らーめん」と、具増しの「てんぐ」のサイズ違い、トッピングとライスが並ぶ。今回はシンプルに「らーめん並」を、麺の固さ・味の濃さ・油の量は「ふつう」で注文。
豚骨を中心にした動物系スープは、まろやかでしっかりとした味がありながら、濃厚すぎる事もなく、鶏油や醤油ダレも含めて尖らない後味。インパクトよりもバランスを重視した一杯になっている。中太麺は浅草開化楼に注文した低加水の中太麺。シコシコした食感で心地よく啜れるが、麺柔らかめでも負けなさそうな強さもあった。具は家系の定番、チャーシューにほうれん草、そして海苔3枚。海苔が大きく、ライスを追加注文して巻いて食べたくなる衝動に駆られる。そのライスは50円で、食券を2枚出すと大盛りになるとの事。
卓上の調味料は、黒胡椒・酢・おろしニンニク・おろし生姜・豆板醤の5点。最近の家系店に比べれば控えめだが、基本をしっかり並べている。今年で半世紀の歴史を重ねた家系ラーメン。トラディショナルな一杯がご主人の腕から繰り出されている。
















