なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2024年7月6日の山本剛志の今日の一杯

東京都江東区亀戸

「らーめん並」(800円)

亀戸駅北口のバスロータリーを西へ。以前「麺絆や519」があった場所に2023年7月開店。ラーメン店が多い亀戸駅周辺だが、家系ラーメンは貴重な存在。最近の家系店は、店名に「家系」を入れる事が多いが、2000年代前半に開店した家系店では「横浜らーめん」の表記をしばしば見かけた印象がある。メニューは「らーめん」と、具増しの「てんぐ」のサイズ違い、トッピングとライスが並ぶ。今回はシンプルに「らーめん並」を、麺の固さ・味の濃さ・油の量は「ふつう」で注文。
 豚骨を中心にした動物系スープは、まろやかでしっかりとした味がありながら、濃厚すぎる事もなく、鶏油や醤油ダレも含めて尖らない後味。インパクトよりもバランスを重視した一杯になっている。中太麺は浅草開化楼に注文した低加水の中太麺。シコシコした食感で心地よく啜れるが、麺柔らかめでも負けなさそうな強さもあった。具は家系の定番、チャーシューにほうれん草、そして海苔3枚。海苔が大きく、ライスを追加注文して巻いて食べたくなる衝動に駆られる。そのライスは50円で、食券を2枚出すと大盛りになるとの事。
 卓上の調味料は、黒胡椒・酢・おろしニンニク・おろし生姜・豆板醤の5点。最近の家系店に比べれば控えめだが、基本をしっかり並べている。今年で半世紀の歴史を重ねた家系ラーメン。トラディショナルな一杯がご主人の腕から繰り出されている。

お店データ

横浜らーめん てんぐ

横浜らーめん てんぐ

東京都江東区亀戸2-14-6(亀戸)

このお店の他の一杯

    山本剛志
    山本剛志

    ラーメン王。ラーメン評論家。1969年東京都生まれ、千葉県出身、東京都江戸川区在住。2000年放送の「TVチャンピオンラーメン王選手権」で優勝。20年間で全国47都道府県の約10000軒、約15000杯を食破。現在も年に500杯前後のラーメンを食べている。「アメーバトップブロガーとして「ラーメン評論家 山本剛志のら~マニア共和国」を毎日更新中」。KADOKAWA「ラーメンwalker」百麺人。他、各所で活動中。