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2015年4月22日の今日の一杯

東京都港区乃木坂

アルス@乃木坂/青山一丁目/六本木
西麻布の路地裏(グルメ的には「鮨来栖」の奥)に行列を作ってしまった伝説のラーメン店「楽観」。その後、立川に移転したと思ったら、武蔵小山の人が少ないところに支店を展開。西麻布の実績から「うまけりゃ人は来る」という判断なのか?
両店を活動しながら店主は「アメリカに行ってきます」という言葉を残して数ヶ月。出店のための調査をしてきたと思ったら、今度は乃木坂に40席という大箱を出店(イタリアンの居抜き)。しかもラーメン店ではなく「自然派おだしを基本とした和食のお店」。
私の斜め45度左上を行く発想に驚くばかり。
「なぜラーメンで実績を上げたのにラーメンを主軸にしない?」
「なぜ汁ものなのにあえてにゅうめん?(2種類の麺類の内の一つ)」
「なぜにこの場所でこんな大箱?」
「なぜランチでポテサラ食べ放題?」
「なぜ唯一のラーメンが飛び抜けたものを?」
なぜ?の嵐である。
ラーメンで攻めてくると思ったのに肩すかしを食らったからか、スゴイ才能に嫉妬しているのか、なんだか嬉しくない。
でもでも、唯一のラーメンメニュー「アルス煮干しらぁめん」(ランチは880円でポテサラ食べ放題、コーヒー紅茶飲み放題)は実においしい。
「凪」の煮干しラーメンが丼一杯に60gを使ったことで世間をアッと言わせたが、こちらはその2.5倍、150gである。しかも「麺、タレ、スープは勿論動物系なし、無添加、保存料なし。本鰹をベースに一杯あたり150グラムの煮干しを使用した当店自慢の商品です。」(お店のコメント)なのだ。
「天才は凡人には受け入れられない」と言われるが、ここの店主は10年後、何かを成し遂げている可能性を秘めている。応援したいのは山々なのだが、なんせラーメンが偏りのある一杯のみ。「自然派おだしの和食」でどこまで勝負できるか、傍観させて貰う。

お店データ

おだし専門店 アルス 南青山

東京都港区南青山1-15-19 B1F(乃木坂)

「楽観」の伊藤店主が手がける新業態店。「自然おだし」をテーマとし、創作料理やBIOワインを提供する。ラーメンはたっぷり150gの九州産の煮干しを用いた贅沢なもの。