多摩地区で生まれた油そばだが、メニューが油そばだけの「油そば専門店」は、1997年に早稲田鶴巻町で開業したこちらが初の存在。早稲田界隈が今のような「油そば激戦区」になったのも、この店がきっかけと言ってよい。
現在8店舗ある麺珍亭だが、早稲田周辺に「鶴巻町本店」「西早稲田店」「高田馬場店」の3店舗がある。今回訪問した西早稲田店は早稲田通り沿い、穴八幡宮のそばに2010年に2号店として開店している。本店よりも大学に近く、授業の合間に訪問する大学生も多いとか。
注文した「特製油そば」は、基本の「油そば」にチャーシューを増やし、角煮、温玉、2種類のネギが加わる。麺珍亭の油そばは、配膳されてもすぐには食べず、卓上の酢とラー油をかけて、しっかりかき混ぜる事を推奨している。製麺所に特注した中太縮れ麺は、モチモチ感とプリプリ感を共に楽しめる。醤油ダレには植物性の油を加えていて、「毎日食べても飽きない油そば」という麺珍亭のテーマに近づけている。
チャーシューは低温調理でしっとりした食感を出し、ゴロゴロと大きい豚角煮と共に存在感を発揮している。温玉やネギによる食感の変化も楽しい。麺を半分くらい食べたら味変タイム。酢とラー油を更に加えたり、炒り胡麻・胡椒・唐辛子を入れてみるのもよいが、ハバネロ入り唐辛子とマヨネーズも加えた「ニンニクソース」は強烈なインパクトが加わる。入れ過ぎにはご用心。
















