ピーナッツの名産地として知られる千葉県北部の八街市。八街駅から1km強、離れた街道沿いに2020年7月に開店したのが「元祖肉玉そば 越智」。「日本一ご飯が進むラーメン」のキャッチフレーズで、千葉県や東京都に店舗を展開していた越智店主。2010年代に全国各地で開催されていたラーメンイベントにも積極的に出店していた時の味を、「元祖肉玉そば」としてここで提供している。
通常の「肉玉そば」は醤油味だが、そのラーメンイベントで「裏メニュー」として誕生したのが「塩肉玉そば」。「鶏・豚・牛」と、3種類の動物系素材を存分に煮出した、濃厚な「三獣スープ」がベースになっている。鶏のマイルドさ、豚骨の旨み、牛の甘さが一気に絡み合って、北海道産小麦を使った中太ストレート麺にまとわりついてグイグイと啜らせる味になっている。舌にはっきりと分かるインパクト絶大な味付けは、塩味にしたことで更にダイレクトに伝わる。
具の中で目を惹くのは何といっても「肉」と「玉」。徳島ラーメンを思わせる「豚バラ肉」の煮付けが醤油の甘辛さと脂の力をプラスし、卵黄がとろみを豚肉やスープにプラスしていく。好みでのせられるニンニクを、豚バラ肉やスープに絡めながら食べると口の中が弾けるようなインパクトに包まれる。
同行者が食べた基本味の「肉玉そば」は醤油味。こちらも濃厚スープが印象的で、「ご飯が進む味」なのは間違いない。他にも辛肉玉そばやつけ麺、あっさり系の中華そばやタンメン、餃子・唐揚げやご飯ものなどでメニューは豊富。これからも、八街からラーメンを発信する越智さんからは目が離せない。
















