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2022年6月3日の大崎裕史の今日の一杯

東京都文京区護国寺

【限定】びゃんびゃん手打ちつけ麺

だいたいその日に食べる昼のラーメンは朝起きたときには決まっている。
その日の前後の行動によって決まる。決まってない場合でも朝、パソコンに向かって決める。これがその日最初の仕事である場合もある(笑)。
ただし、ラ−メンを食べることも仕事の一つだが、それがメインではなく、優先順位的には『他のラーメン関連の仕事』が主であり、その行き先によって食べるラーメンも変化する。

今日はある場所で午前中に商談があり、その周辺で2軒食べることにしていた。店も決めていた。久しぶりの一軒と、未食の一軒。しかし、そこに行く途中、庄野さん(MENSHOグループ代表)のこんなTweetを見てしまった。
『護国寺MENSHOの醤油らぁめんが今日(5/29)から変わります。』
商談先からそんなに遠くはない。今日はここにしよう、とすぐさまスイッチ。

というわけで、商談終了後、「MENSHO」(護国寺)へ。

11時5分頃に到着。空席があり、すぐに座れることがわかったが券売機を見て固まる。『手打ちつけ麺びゃんびゃん麺』があるではないか。『びゃんびゃん麺』を語るとまた長くなるので割愛して、そのボタンを押す。(1200円)

まず、麺と塩(ぬちまーす)が出て、「麺に塩を付けて食べてください」と。
ラーメンを写真に撮る人間は、そう言われても動かない。スープが出て写真に収めるまでは手を付けてはいけないのだ(笑)。スープが大きな丼(というか普通のラーメン用丼)に入って登場。

そこで写真を撮り、ようやく麺に塩を付けて食べる。ふむ、麺のデキがスゴい。塩で食べられる逸品。
そして今度は麺をスープに浸けて食べる。意外とあっさりで麺に負けてやしないか?と少し思うが、おいしく食べ進む。温かいスープだが酢橘がなんだか面白い効果。麺を食べ終わりそうな頃にスープ割り用のスープがワンタン入りでやってきた。いろいろと贅沢な感じの一杯。

食べ終わるとスタッフの方が「今日で最後なんです。間に合って良かったですね。」と。くわぁ〜今日までだったのか〜。私は「どこどこのこんなラーメンがおいしいのでどうぞ!」という情報発信が役目だと思っているので、明日から食べられない物を食べてしまったことに後悔。情報発信が出来ないではないか(笑)。

だったらもう一杯食べれば良いのではないか!?
ところが、すでに一杯食べてきているのである。「それなら3杯目を食べれば良いのではないか?」
50代まではそれが成立していた。しかし、今やそれは難しい年頃になってしまった。

また来よう。。。

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。