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2020年8月13日の大崎裕史の今日の一杯

東京都品川区五反田

エビつけ麺

2020年7月29日オープン。
濃厚海老つけめんの専門店と言ってもいい新店。新宿の「五ノ神製作所」に似てる、という書き込みがチラホラ見かけたのでどれくらい似ているのか、関係はあるのか、確認で行ってみた。(行ったのは7月31日の昼過ぎ)
主なメニューはエビつけ麺 900円、エビとまとつけ麺 950円、エビスパイスつけ麺 950円、贅沢エビつけ麺 1150円とあり、基本メニューを注文。
まずは箇条書きにて感想を。
・お花が16本も出ていてラーメン関係者が0本なのは非常に珍しい。
・確かに新宿のその店に似ているが、いろいろと違う印象。あえて変えているのか、近づけようと思って届いてないのか?
・キャベツを麺にのせるのは同じだが、五ノ神はメンマをのせないが(つけ汁の中)こちらはのせている。しかもこのメンマ、渡なべ風のデカいのに似ている。ただし、味付けが全然違うのでそれはオリジナルか?
・調理メインの若い男性は手慣れているが、服装が完全私服でバイト風。
・サブの若い女性の麺さばきが慣れすぎている。大量に麺を茹でて水で締め(ここまでは男性担当)、その麺を器に盛り付ける際に手で麺を揃える仕草に興奮する人、いませんか?アレです。まさに見ていて「あ〜俺も麺になりたい」と思う麺の揃え方。つけ麺専門店での勤務経験がありそう。
・帰り際、扉の裏側に告知用の段ボール紙を見つけたが、ナントそこに「新宿で大人気のあの味!」と書いてあるではありませんか!!!確信犯だったのか!!!

というわけでそれ以外の感想。募集広告によると飲食ではない会社の新規事業。後で知ったことだが元「五ノ神」関係者のプロデュースでその人はラーメンでは無い別の店をやっているのでここにはいない。「五ノ神」関係者はタッチしておらず、聞いてもいなかった様子。新宿「五ノ神」のつけ麺は原価や手間を考えると他には真似のできないスタイルと味。それを企業経営で採算が合うようにアレンジしたバージョンと言える。ある意味、万人向けに食べやすくチューニングされ、海老風味も十分で濃度もそれなりにある。麺は浅草開化楼製の太麺でおいしい。
場所としては入れ替わりが激しい鬼門の場所と言うことになるが、インパクトがあるのでランチ激選区だけにしばらくはいけるかも。

お店データ

つけ麺 GAKU

つけ麺 GAKU

東京都品川区西五反田2-11-11(五反田)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。