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2021年6月4日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区小川町

全部入り白だしワンタン麺

2021年6月1日オープン。
「らぁめん小池」(2013年11月8日、上北沢にオープン)、「中華蕎麦にし乃」(2018年2月17日に本郷三丁目)、「キング製麺」(2019年3月23日に王子)、「ぷれじでんと」(2021年1月31日に本郷三丁目)に続く、水原店主の5号店。
最初の3軒は見事、ミシュランビブグルマンとして掲載!(小池は5年連続、にし乃は2年連続)

店の場所は小川町・淡路町・新御茶ノ水駅A6出口徒歩約2分。店頭の寸胴に営業カレンダー掲示。今のところ土日祝休み。

平日13時過ぎの到着で外待ち7人目。
ウリは全部入りワンタン麺(1240円)のような気がして、白だし(他に山椒)の全部入りを注文。
麺はキング製麺の自家製(グループ製)だが、替え玉のみ村上朝日製麺所の麺らしい。どうして、そんな複雑なことをするのか?は聞けず。
となるとスープもキング製麺寄りなのか?と食べる前に聞いた。食べてからだと「食べてわからない?」と思われてしまうから(笑)。
でも、正直なところ、「キング製麺とにし乃の違いを200字程度で述べよ(句読点含む)」なんていう問題を出されたら、答えられるかどうか、自信がない。答えは「キング製麺というよりは、にし乃寄りです」と。ほっ、聞いておいてよかった。つけ麺は新作となるようだ。だからなのか、最初のレビューはつけ麺が続く。私は迷わずに全部入り白だしワンタン麺。(^^;

主なメニューは、白だしラーメン850円、山椒ラーメン850円、あっさりつけめん900円、全部入り白だしワンタン麺1240円他。

店内は奥が厨房で手前がコの字型の客席スペース。壁に店名の由来になった「柄木田製粉」の小麦粉「金龍」の粉袋が飾ってある。グループの最初の頃はユニークな店名由来だったが、今回は意外と普通だった(笑)。

ビニールシートが下げられ、コロナ対策。
箸とウェットティッシュはカウンター引き出しの中で「ぷれじでんと」と同様。

BGMはJ-POP。箸は割り箸。卓上調味料は酢、一味唐辛子。

しばらくして「全部入り白だしワンタン麺」登場!美しい。特に味玉を割った黄身のオレンジが目立つ。最近は味玉を割らずに入れるお店が増えたが、やはり割って入るとビジュアルも映える。

麺は柄木田製粉「金龍」を使用してキング製麺で打ったストレート細麺。「小麦の芯に近い一等粉を中心に使用」と書かれている。
冷蔵庫のキャパの関係で、開店数日で手打ち麺から細麺に変更。
具は味玉、肉ワンタン二個、海老ワンタン二個、なると、青菜、ネギ、低温調理チャーシュー。

スープは透明感のある白醤油を使った清湯。知らずに食べても「あのグループかな?」と思える味わい。(←違いを答えられないくせに(笑))
実においしいけど、サプライズ感はない。むしろ安心感と安定感。白だしは後半、一味を一振り推奨、となっていたので、言われるがまま一振り。確かに引き締まる。ワンタンは肉も海老も餡がたっぷりでおいしい。そのうちワンタンと言えば「たんたん亭」系や「こうや」系と言われるようにこのグループのワンタンも言われるかもしれない。

山椒ラーメンも食べてみたい。そして、この店特製のつけ麺も。
果たして、今年オープンの「ぷれじでんと」とこちらの「金龍」、ビブグルマンを獲ることができるのか?今年の年末に注目!

お店データ

つけめん金龍

つけめん金龍

東京都千代田区神田司町2-15-16 サトウビル1F(小川町)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。