大阪の名店「ラーメン人生JET」で修業し、2014年に淀川区三津屋北で開業した「桐麺」は、2023年に大きな転機を迎えた。桐谷店主が7月に「桐麺本店」を閉じ、同年10月に兵庫県加西市へ「Ramen Dream 桐麺」として移転。一方、「桐麺の味を大阪に残したい」との声も集まり、十三駅近くの「中華そば 桐麺」が、2023年7月に新オーナーによってリニューアルしたのが、こちらの「中華そば 桐麺 総本店」になる。
その経緯ゆえ、メニューは「桐麺本店」を踏襲している。人気が高まっていて、行列で周辺に迷惑がかかる場合、整理券が出る時もあるとの事。夏の平日、昼開店の25分前に着くと既に先客がいた。
食券機の左上にある「桐玉」を注文。2022年、茹でた麺に生玉子を乗せた「釜玉桐麺」が注目を集め、暑い日に麺を締めて提供した「冷やし桐玉」がブレイク。両者が現在「桐玉」の「熱もり」「冷もり」になっている。訪問時も暑かったので、迷わず冷もりで注文。時間をかけて茹で、水で締めた麺が艶やかに目を奪う。
関東では2023年に話題を集めた「TKM(玉子かけ麺)」のスタイルだが、全粒粉もブレンドし、整えられた中太麺が個性的で力強く、啜りがいあるもの。麺の上には生玉子、下には塩ダレが入っている。かき混ぜる度にタレの味が加わり、玉子のまろやかさがプラスされていく。別容器のタレも少し加えてペロリと完食。
もちろん、つけ麺やラーメンも食べたい店だが、麺をダイレクトに口の中で楽しめる「桐玉」も、一度試してみてほしいです。
















