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2024年9月10日の大崎裕史の今日の一杯

神奈川県大和市鶴間

味噌ラーメン(980円)

2017年2月1日、高座渋谷(大和市)にオープン。
2022年9月3日、鶴間(大和市)に移転オープン。
言わずと知れた「すみれ」出身者である。
「ラーメン郷(ごう)」の店主は郷(さと)さん。「すみれ」で15年修業(勤務はラー博が長く、博多や川崎でも勤務)して独立出店。店名は「すみれ」社長の村中さんが付けてくれた。
先日のラー博30周年イベントで「すみれオールスターズ」というのが発表された。「すみれ」出身の12店舗である。その店主がラー博に来て「すみれ」の30周年記念ラーメンを作っていった。
すみれオールスターズ(村中さん認定)は下記の12店舗。もちろん「ラーメン郷」も入っている。
「大島」(船堀)、「三ん寅」(江戸川橋)、「彩未」(札幌)、「郷」(大和)、「福龍」(浅草橋)、「狼スープ」(札幌)、「千寿」(札幌)、「IORI」(千歳)、「ふしみ」(札幌)、「つくし」(富山)、「八乃木」(札幌)、「みかん」(小樽)。
そして余談続きだが、この「すみれオールスターズ」のカップ麺が発売された。カップ麺の名前は「すみれオールスターズ ムラナカの一杯 味噌ラーメン」。2024年9月8日から発売開始。製作はヤマダイ。価格は600円(税別)。『コストに糸目を一切付けずに、今できるベストな素材、技術で仕上げたカップ麺』を作ったらこの値段になったという。発売場所は「すみれ」、「ムラナカラーメン研究所」、「すみれオールスターズ」の各店舗、新横浜ラーメン博物館など。スーパーやコンビニには並ばないので要注意。私も未食なのでいつか買って食べてみたい。
余談ついでにもうひとつ。「すみれ」出身者は続々独立を果たしているが暖簾分けを認められたのは2000年創業の「彩未」が最初。2店舗目の「大島」が2013年に暖簾分けをしてもらうまでに13年の月日が経った。その後、2016年に「八乃木」が3軒目の暖簾分け、そして2017年2月「ラーメン郷」が4軒目の暖簾分けとなった。その後、2019年10月に「三ん寅」がオープンし、5番目の暖簾分け店となった。ところが、既存店で最近『すみれ寄贈』の暖簾を下げている店がある、という情報を入手。「すみれオールスターズ」とは別に「すみれOB会」というのも存在し、オリジナルTシャツなどを作っている。その中で「麺屋つくし」(富山)、「IORI」(千歳)の2軒は確認できた。今後はOB会店舗にも暖簾が分けられていくのかもしれない。
さて店内は「すみれ系」の多くがそうであるように厨房が見えない作り。なので店主への挨拶も出来なかったが、札幌の店舗のような作りだった。もちろん味噌ラーメンを注文。高座渋谷での開店当初よりもおいしくなっていた気がする。店頭表示によると『常連さんのオススメは正油ラーメンと塩ラーメンです』と書いてあるのが意外だった。知り合いからもここの「塩ラーメン」を勧められており。また行かねばならないな、と思っております。

お店データ

ラーメン郷

ラーメン郷

神奈川県大和市鶴間2-12-32(鶴間)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。