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2018年9月3日の大崎裕史の今日の一杯

広島県尾道市新尾道

尾道ラーメン

1973年創業の老舗で店名に「尾道ラーメン」を付けた最初の店。現店主は二代目で東京ラーメンショーにも出たことがある。
新幹線「新尾道駅」から歩いて行けることもあり、地方から来られる人も多いし、私が行った日はバスで観光ついでに来ていたグループもいたほど。平日だったが席数多いのに大賑わい。尾道ラーメン600円というのも安くて嬉しい。

尾道のラーメン店としての元祖は1947年創業の「朱華園」である。しかし、「朱華園」は一般的な尾道ラーメンと違い、魚を使っていない。そのため店主は「うちは尾道のラーメンだが“尾道ラーメン”ではない」と言い張る頑固さ。そんなこともあり、観光客はこの「東珍康」を目指す場合も多い。

店名は「とんちんかん」とおとぼけだがしっかりしたラーメンを出していて人気だ。薄口醤油にスープで煮込んだ背脂とその甘さが特徴。ベースは豚骨鶏ガラにいりこを効かせている。低加水の細麺は地元の製麺所に作ってもらっている。シャキシャキ九条ネギも心地良い。600円で大きなチャーシューがのっかってるのもありがたい。

お店データ

東珍康

東珍康

広島県尾道市栗原町6023-5(新尾道)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。