小田急江ノ島線の南林間駅近くで用事があった時、検索して見つけた店。駅の西口を降りて左に。飲み屋を中心に複数の店舗が入っている建物の奥に佇んでいるが、入り口部分にのぼりや看板を立ててアピールしている。2021年10月に開店したとの事。
店に入ると、左側にカウンター席、右側に小上がりの座敷が用意されているのは、こじんまりとしたラーメン専門店では珍しい。
メニューは醤油味と塩味の煮干しラーメンに、トッピングやご飯ものなどが食券機に並んでいる。醤油味のワンタン麺を注文。
ご主人はホテルの和食店や海鮮料理店などで25年以上働いてきたそう。スープには豚や鶏などの動物系素材を使わず、熊本天草で獲れたカタクチイワシの煮干しを焙煎し、真昆布と合わせて水出しした後に、じっくりと炊きだしたものとの事。じんわりした甘さの奥には豊富な旨みがしっかりと感じられて、鶏油とネギ油が絡み合うことで物足りなさがなく、幅広い世代に愛されそうな味。
菅野製麺の中細麺がしゃっきりと茹でられてするすると啜れて、薄皮の中に醤油ダレで味付けした豚挽肉が入ったワンタンが、啜るごとに皮がツルンと滑って、喉へと伝わっていく。
あっさりと食べられてじんわりとした後味に、癒された気持ちになるお店。味だけでなく、ご主人もどこか親しみやすそうで、近くに住む人が通いたくなる雰囲気を持っている。
















