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2020年8月21日の大崎裕史の今日の一杯

東京都新宿区大久保

醤油拉麺

2020年8月10日オープン。意外とひっそりオープンしたというか、一週間くらい経ってから知った。(私が休み中だったたからか?今夏は暑いのと営業しているかどうかが読めなかったので動かなかった。)
新宿で40年間、日本料理をやっていたという店主が始めたお店。昼しかやってないようなのでもしかしたら夜は以前の店に出ているのかも?「何時頃までやっているんですか?(だいたいの目安を聞きたかった)」と聞いたら「スープが無くなるまでです。」とぶっきらぼうに。よく新店でこういう営業時間で告知している店があるが、お客様のことを考えていないと思う。夕方はどうなのか、夜はどうなのか?それを聞きたかったのにそう言われてしまうと、昼しか行けなくなってしまう。ま、そんな気持ちが顔に出てしまったのか、女将さん(奥さんなのか?)が助け船を出してくれた。「夕方になる前には終わってしまいますね〜」と。
メニューは醤油拉麺のみ1000円。値段の「○」が3つで「丸三」なのか?(違うと思うけど)
トッピングとしては国産豚肉150円、厚焼玉子100円、山くらげ100円、とろろ100円、のり飯100円、大盛100円、他。テイクアウトメニューが面白そうで、牛タン香味シチュー、さば骨まで煮、うま脂、とあり、それぞれ800円。どれも食べてみたい。
ちなみに平日は11時半からだが、土日祝は13時からという変わった営業時間。そんなことも聞いてみたかったが、ちょっと聞きにくい店主だった。店内での撮影はスタッフに聞いてから、という貼り紙が店外に書いてあったのもこちらの心理に影響しているかも。
厨房内はかなり狭く、スープを炊ける環境ではない。どこかで炊いて持って来て、小鍋で温めて作っている。
具がいろいろと面白く、豚肉に片栗粉(?)を付けて鍋に入れ焼いてからそこにスープを入れたような気がしたが・・・。胡椒も随分と纏っている。最初、牛肉かと思うような感じもあった。チャーシューではない作り方が独創的。鶏チャーシューが二枚、メンマ代わりなのか山くらげ、意外と珍しい厚焼き玉子。これがさすが日本料理出身だけあり、おいしい。町田にあった「勇次」(八王子に移転して「圓」になった)を思い出した。他には「萬福」(銀座)が有名。麺は浅草開化楼の中細ストレート麺。スープは無添加らしいが旨みは十分、なんだろう?完全オリジナルと思えそうな味わい。濁りもある。不思議な味でもあるが、ちゃんとおいしく、ほぼ完飲。他のメニューが出たらまた食べてみたい。

お店データ

麺や 丸三

麺や 丸三

東京都新宿区百人町1-22-15 ソフィアフェスタ1F(大久保)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。