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2016年9月11日の大崎裕史の今日の一杯

東京都新宿区東新宿

ラーメン味の二重奏

8月25日にあの竈が復活!
と言ってもあの頃のあの味が復活したわけではない。
店主・清水さんの「竈の想い」をワンプレートにのせ、
ラーメンは素ラーメンで二つの味を提供。
麺は80gなので二杯でもさほど多すぎることはない。
経営者的な発想ではできないメニュー。
職人としての、そして竈への想いをこのメニューに注ぎ込んだものだ。

メニュー名は「ラーメン味の二重奏」1000円。

ラーメンは「鶏の清湯醤油味」と「鶏の白湯塩味」の二品。
もちろん時間差で出してくれる。
プレートには9品。( )内は提供年度。
竈の名を世に知らしめた「くんたま」(1999年)
窯焼きチャーシュー(1999年)
手ごねつくね(2003年)
極太メンマ(2006年)
キャベツのピクルスザワークラウト風(2008年)
鉄板焼チャーシュー(2010年)
もやしナムル(2010年)
魔法のひきにく(2015年)
鶏ハム(2015年)

麺は共通で北海道産の小麦に全粒粉をブレンドした細ストレート麵。
スープはシンプルながらそれぞれじっくり味わえる丁寧な作り。
トッピングは半分くらいが温かくしてあり、手間がかかっている。
千円でも安いと思わせる構成。
周年イベントで出てくるような内容で満足。

月・水〜土の夜のみ、食数限定。
※「竈」は1999年にオープンし、「くんたま」(燻製玉子)や個性的なスープなどで2時間待ちの行列人気店となった。場所の問題などで2009年に閉店。

お店データ

竃TOKYO

竃TOKYO

東京都新宿区大久保2-2-15(東新宿)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。