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2024年5月16日の山本剛志の今日の一杯

恋玉そば(900円)

長野市に伺う事になったので、その前後で市内を食べ歩くことに。まずはこの店の来歴から。信州長野を代表する「ボンドオブハーツ」グループの「烈士洵名 長野店」で店長を務めた方が、2017年2月に長野市広田で開店。2021年に一旦閉店するも、2022年9月に長野市稲里町下氷鉋(しもひがの)に復活オープンを果たした。東武百貨店池袋店に2017年から半年間出店した事で、この店名を知るラーメン好きも多いかも。
 長野駅からバスで20分ほどの「野池」バス停近くの県道沿いで、駐車場完備。ラーメン店のイメージにはない、ピンク色の外壁に驚く。店内も整然として明るく、スイーツを出すカフェのよう。「子どもたちに憧れてもらえるラーメン屋になりたい」という女性店主の思いが、店の内外に表れている。食券機の片隅には「クリームソーダ」や、信州名産「おやき」もあるが、看板メニューの「恋玉そば」を注文。「恋玉」とは、焼き印をつけた半熟味玉のこと。
 丸鶏や親鶏ガラなど、鶏100%で採った澄んだスープ。県内産の3種の醤油を使ったタレが混ざり、鶏油で引き締めた鶏清湯のラーメン。麺は長野県産と北海道産の小麦をブレンドした中太ストレートが入り、チャーシューは鶏と豚の2種類。三つ葉や柚子などのアクセントも嬉しい。朗らかな店の雰囲気に、軸のあるラーメンで楽しめる。小上がり席もあって家族連れでも気軽に訪問できる。この店で育ち、ラーメン店に憧れてくれる人が次世代に増える事が楽しみです。

お店データ

中華そばに恋焦がれて 依々恋々

中華そばに恋焦がれて 依々恋々

長野県長野市稲里町下氷鉋602-1

このお店の他の一杯

    山本剛志
    山本剛志

    ラーメン王。ラーメン評論家。1969年東京都生まれ、千葉県出身、東京都江戸川区在住。2000年放送の「TVチャンピオンラーメン王選手権」で優勝。20年間で全国47都道府県の約10000軒、約15000杯を食破。現在も年に500杯前後のラーメンを食べている。「アメーバトップブロガーとして「ラーメン評論家 山本剛志のら~マニア共和国」を毎日更新中」。KADOKAWA「ラーメンwalker」百麺人。他、各所で活動中。