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2023年1月9日の大崎裕史の今日の一杯

東京都青梅市河辺

中華そば(小)

先日、永福町大勝軒の系譜を追っていたら、食べたくなり(笑)、まずラーメンデータベースのポイントを調べてみた。(最後に上位20軒を掲載)
そんな中から「河辺大勝軒」(2008年2月6日オープン)へ。開店当初の暖簾は「飛田給大勝軒」だったので、その系列か出身なのであろう。「飛田給大勝軒」は「稲城大勝軒」出身で今は長めの休業中。「稲城大勝軒」出身は大宮、日吉、飛田給、「五一」とあり、複数軒の弟子を輩出している貴重なお店。でも当初の店主は亡くなり、跡を継いで「稲城大勝軒 五一」になった。

平日の13時頃だったが、外待ち10番目。並んでるうちにMAX17人まで増えた。ポイントの印象以上に人気がある。
カウンター12席、テーブル4席×3で家族連れや友達同士の来店も多く、地元に愛されてる印象。ラーメン作りが男性二人、ホールが女性二人体制。

主なメニューは中華麺(小:150g)850 中華麺(並:300g)900 玉子入り中華麺950 ワンタン麺1050 チャーシュー麺1150 チャーシューワンタン麺1300
この前に二杯食べていたので「中華麺(小)」を」注文。(後会計制)

ロット四人分を丁寧に作っているので少々時間がかかる。外待ち10人の割に着席までは15分と早かったがラーメンが出るまでにさらに24分。中華麺は永福系定番の銀のトレイにのって登場。ただし、やや楕円形。小だったので“普通”の大きさの丼だったが、並の人は大きめの丼。それでも150gだと都内の平均くらいの量なので麺はたっぷり。具は、チャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、なると、柚子片。麺はおそらく草村製で柔らかめの茹で具合。

スープは永福系の特徴でもある熱々のラードが蓋をしているわけでもなく、普通にふ〜ふ〜して食べられる。煮干し感もさほど強いわけでは無く、バランスの取れた中華そば。永福系を期待するとちょっと拍子抜けかもしれないが、ラーメン(中華そば)としては十分おいしい。地元の人の好みに合わせてラードや煮干しを調整したのかな〜?
でも、満足して店を出ることができたが、ますます未食の永福系を食べてみたくなった。

以下、永福系(インスパイア含む)ポイントランキング(2023.1.6時点)
大宮大勝軒(稲城大勝軒出身)92.83
和正(三軒茶屋:ふくろう出身)92.66
大勝軒 永福町店 91.60
まるき(松戸:大勝出身)91.47
桂(我孫子:大勝&まるき出身)91.44
赤坂味一(船橋)91.23
大勝軒 一ノ割店 91.10
はな田(上北沢)88.53
弘前軒(日野市)88.18
田無大勝軒(保谷大勝軒出身)87.11
大咲(入間市:大海軒出身)87.10
大勝軒 昭島店(代替わり)86.90
大海軒 毛呂店 86.55
大勝軒 北習志野店 86.07
中華そば 一颯(新小岩:まるき出身)85.70
日吉大勝軒(稲城大勝軒出身)85.69
大勝軒 東岩槻店(笹塚大勝軒の娘夫婦)85.64
どんぐり(行田市:大海軒出身)85.47
河辺大勝軒(稲城大勝軒→飛田給大勝軒出身)85.30
川越大勝軒 85.22

お店データ

河辺大勝軒

河辺大勝軒

東京都青梅市師岡町3-19-8-102号(河辺)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。