ここの所、コロナの影響で間借りや二毛作が増えている。
■コロナ禍による二毛作、間借りの一例(今年オープンのみ)
※( )内は地域とオープン月
■2021年
昼は「中華そば すぎ」、夜はタイ料理店「ヤワラート」(新大久保、4月)
昼は「巻石」、夜は居酒屋「ぶち」(旗の台、3月)
昼は「鴨鶏そば 樹」、夜はバー「アンジール」(吉祥寺、3月)
昼は「芥子の華」、夜は居酒屋「芥子の坊」(馬込、3月)
昼は「満鶏軒」、夜は「やきとり筑前屋」(東陽町、3月)
昼は「中華そば 西やん」、夜は焼鳥居酒屋(板橋、2月)
昼は「麺LOUIS」、夜は「パブ留居」(品川、2月)
昼は「亀戸拉麺」、夜は老舗もつ焼き店「味の京もつ」(亀戸、2月)
昼は「麺屋はなび」、夜は「紅とん」(都内各地)
昼は「ばんから派出所」、夜は居酒屋「うすけぼー」(表参道、2月)
そんな中、「間借り」から主役に躍り出たお店と言えば、古くは「ラーメン凪」。歌舞伎町ゴールデン街のバー間借りからスタートし、今やコロナで苦戦した時期もあったが大活躍。そして、この「KaneKitchen Noodles」。朝霞の間借り時代は食べに行けなかったが、「ソラノイロ」(麹町)の間借りの際は食べにいった。恐ろしくおいしく、「間借り」レベルどころか、原価をかえりみない「限定ラーメン」レベルのクオリティ。
そして出店、後にミシュランビブグルマンにも選ばれた。素晴らしい活躍。
最初にラーメン店で働いたのは「六厘舎」。今は「つけめん さなだ」の店主となった瀨戸口さんの後輩。最近オープンして話題の「たた味」店主とも同僚だったようだ。そこで6年半ほどの経験のあと、間借りを始める。才能がある人は間借り時代にも頭角を現すのだろう。朝霞時代から話題になっていた。今だからこそ、「間借り」を有効活用し、ステップアップできる時代なんじゃないかと思う。
そんなことを思いながら、久しぶりに行ってみた。開店5分前くらいの到着で5-6番目。開店時には10人くらい。
頼んだのは「地鶏丹波黒どり特選塩らぁめん」1,250円
いやぁ〜素晴らしい。貫録すら感じさせる。鶏をベースに貝や乾物も使っている綺麗な清湯スープは、うま味たっぷりでふくよかな味わい。麺は三河屋製麺特注の国産小麦100%、滑らかな舌触りでこういう淡麗スープには、こういう麺だろうというお手本のよう。
トッピングは特選を選んだので豚2、鴨、鶏の贅沢チャーシュー、味玉、紫玉ねぎ、穂先メンマ、三つ葉。
鴨ロースと三元豚肩ロースは香ばしく、豚は薄切りと厚切りかな。しっとりした鶏もいい。
ビブグルマンを獲ってから、いろいろ変えたようだ。生産者に足を運んで丹波黒どり100%。作り方も変え、丼は有田焼。チャーシューもオーブンから吊るし焼きへ変更。開店時もおいしかったが、その頃とはうって変わって「自信のある味わい」とでも言ったらいいか。
溜息をつきながら完食完飲。おいしかった〜。

















