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2021年7月7日の大崎裕史の今日の一杯

東京都渋谷区渋谷

特製地鶏中華そば(塩)

麺処「図鑑」@渋谷(シェアラーメン:間借り)

2020年10月5日オープン。道玄坂の「シブヤバル209」でランチタイムに間借り営業。早い時期に一度振られ、近いのになかなか行けなかったお店。不定期にメニューを変更し、最初の「鴨」から「牡蠣」「鯛」と来て、今は「地鶏」。物件を探していて、今の「地鶏」をベースに出店するとかの噂あり。なんだかんだいって、今や渋谷駅周辺で3位の人気。(ラーメンデータベース内。1位は『はやし』2位は『喜楽』)
50席もキャパのあるバルだがカウンターのみ6席使用することでいい感じのお店に仕上がっている。間借りの場合の空間の使い方が難しいがこちらはうまい使い方。おかげでワンオペでなんとかなっている。(でも多少時間がかかるのは否めない)
間借りから伸びていった例としては世界に羽ばたく「凪グループ」やミシュランビブグルマン連続掲載中の「KaneKitchen Noodles」など。こちらもセンスがいいので、店を構えたらすぐに人気になりそう。方向性もミシュランタイプ。

開店5分過ぎくらいに着いたら、ちょうど満席で待ちの先頭。でもそれはラッキーだったようで食べ終える頃には雨なのに10人くらいの待ちができていた。
地鶏は日替わりでこの日は「東京軍鶏」「名古屋コーチン」「冠地鶏(大分)」。いろんな地鶏を使って提供しているのが凄い。ある意味、我々が実験台になってる???(笑)
チャーシューがおいしそうだったので特製の地鶏中華そばを塩で注文。基本が1000円で特製は1300円。チャーシューが倍増で味玉入りかな。他のメニューは醤油と限定メニューはこの日は「軍鶏の香味白湯そば」。

照明が暗いので補正しても綺麗な色にはならないがスープは綺麗な鶏清湯。味玉、鶏チャーシューが二種類、青菜、ネギ。あとは粒胡椒と干し貝柱かな。実によくできている一杯。お見事すぎて、間借りだというのを忘れてしまうほど。これだけおいしいと最初から全部食べておけばよかった、と後悔。いいセンスしてるなぁ〜。出店が楽しみ!

麺は麺箱を見ると館林のクリタ食品。都内の人気製麺所じゃないところにも注目。どういう経緯でこの麺を選んだのか、気になるところ。普通ならこのまま出店を待つところなのだが、醤油や限定の白湯も食べてみたくなった。

お店データ

麺処 図鑑

麺処 図鑑

東京都渋谷区道玄坂2-28-1 椎津ビル2F(渋谷)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。