1999年、大和市高座渋谷で創業し、業界を革新していったラーメン店「中村屋」が2022年2月13日でいったん日本での幕を下ろし、NYで専念。
最終の三連休はものすごく混みそうだったので平日に行ってみた。11時開店で10時23分着、10人待ち。10時45分で30人待ち、11時に開店し、回転は良い。食べ終えて店を出た11時45分で4-50人待ち。(夜の部は売切終了注意)
だしかけと特中村屋を塩と醤油で連食、と考えていたが結局、「特中村屋(塩)」1150円と「中村屋らーめん(醤油)」990円のボタンを押していた。
「中村屋」のラーメンをひと言で表現すれば「神奈川淡麗系」となるだろうか。「旨味の相乗効果」を徹底的に研究し、動物系と魚介系の組合せによる「出汁」をとことん追究することで「ものすごくウマい」ラーメンを誕生させた。
地元のラーメン仲間からこの店の存在を教えてもらい、初めて訪れた時は営業時間中にもかかわらず、他にお客さんはいなかった。食べたラーメンも「期待を感じさせる」ものでしかなかった。しかし、人を並ばせるまでに時間がかからなかった。それが「若き天才」たる所以である。
店主・中村栄利さんのラーメン革命(数々の先駆者)
・七輪による炙りチャーシュー。チャーシューに熱を加えることで香ばしさやさらなるおいしさを提供。それまでラーメンにのるチャーシューのほとんどが冷たいものだった。直前に炙りを入れることで温かさと香りを付加。
・「出汁」の追究と「香味油」の研究。五感で食べさせるラーメン。
・20代でラーメン店を持てる格好良さ。後に若いラーメン店主の台頭を導いた。(サッカーのカズ、野球のイチロー的存在)
・「天空落とし」による魅せる湯切り。
・具のない「だしかけ」を提供し、後にカップ麺にもなった。
何度も食べたのち、絶好調で最大人気の正月に3-4時間並んで食べたこともあった。あの時の「うま味」は、食後、口に何も入れたくないくらいおいしく、電車に乗って1時間半、家に帰るまでが「中村屋」だった。「残り味」「残り香」を1-2時間楽しめるほどにうま味や香りが素晴らしかった。
またいつか、日本で楽しめるようになるまで、しばしのお別れ。さようなら「中村屋」。

















